2011年9月30日金曜日

9/30 決特はじまりました


 ↑ぶ厚い「中央区各会計歳入歳出決算書」。ずっしり重いです。

 昨日から「決算特別委員会」が始まりました。

 2011年度の事業決算について、約3週間にわたり議論します。

 各会派から、人数に合わせて委員を選出。それ以外の議員は傍聴します。共産党からは、おぐり智恵子さんと、志村たかよしさんが委員に決まりました。

 毎日10:30~17:00までたっぷり時間をかけて議論します。

 数字を追うのは大変ですが、勉強になります。
 

2011年9月28日水曜日

9/28 いよいよ明日! 「第3回原発学習会」のお知らせ


 明日9月29日、「第3回 3.11から考える中央区区民のつどい」が開かれます。6:30~月島社会教育会館4階ホールにて。資料代500円。

 今回の講演は、「自然エネルギー社会はこうして実現できる」。

 講師は古屋将太さん(NPO法人環境エネルギー政策研究所研究員。デンマーク・オールボー大学大学院 計画・開発プログラム博士課程。専門は地域の自然エネルギーを軸とした環境エネルギー社会論)。

 原発は怖いけど、代わりのエネルギーはどうするの?そんな疑問に、自然エネルギー先進国・デンマークに詳しい講師が、わかりやすく解説します。

 主催は、「3.11から考える中央区民のつどい」実行委員会
 連絡先は、090 4077 2282 福田まで。

 どなたでも参加できます。気軽に足をお運びください。

2011年9月27日火曜日

9/27 改正された「スポーツ基本法」とは?



 ↑ランチはガツン!と。カツカレー発祥の店「銀座スイス」で。男性客ばかりでした...。

 付託議案を「区民文教委員会」で採決しました。

 私は、議案第47号の「中央区スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例」について質問した後、賛成しました。

 国の「スポーツ振興法」が「スポーツ基本法」に改正されたことにともない、中央区でも「中央区スポーツ振興審議会条例」が「スポーツ推進審議会条例」に変わりました。

 「スポーツ基本法」になり、一番大きく変わったのは、「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利である」ということが明記されたことです。

 ユネスコが「体育スポーツ国際憲章」を採択し、「全ての人間は、人格の全発達にとって不可欠な体育・スポーツに楽しむ基本的権利を持っている」と宣言してから、30年あまり、遅ればせながらもやっと今回の改正で、「スポーツは国民の権利である」ことがうたわれました。

 そして、同時に「スポーツ推進の施策を実行するのは、国と地方公共団体の責務である」と規定しています。自治体は、指導者の養成、スポーツ施設の整備、スポーツ事故の防止、学校における体育の充実など責任を持って進めなければなりません。

 区としてこれからどうスポーツ推進をすすめていくのか、課題について質問しました。

 ひとつ、懸念としてあるのは、「基本法」の第27条が、要約すると「国際競技大会の招致や開催の支援も国の責務である」という内容になっていること。

 これではオリンピック招致活動も法的根拠をもつことになってしまいます。

 「オリンピック開催は国民的な合意を得ることがあくまでも前提条件。東京では、『巨額の費用がかかる』『被災地の復興が最優先』『他に優先すべき東京の課題がある』など、反対意見が8割を占めているという調査結果もある。この『基本法』を盾に、強引なオリンピック招致はなされるべきではないと思うが、どうか?」との私の質問に、区も「その通りだ」という答弁でした。

 オリンピックは民意に応えるかたちで、開催の判断がされるのが当然です。

 

2011年9月25日日曜日

9/26 「予算要望書」を区長に提出


 ↑右列、手前より加藤さん、私、小栗さん、尾坪中央地区委員長、志村さん。

 「2012年度中央区予算編成に関する重点要望書」を区長に提出しました。全340項目にわたるものを区長に手渡し。

 大きな柱は、下記の通り。

 一、区民の生命、財産を守る防災対策の強化のために
 二、区民のくらしと福祉、健康を守るために
 三、日本経済の主役である中小企業・商店の振興と地域経済の活性化のために
 四、超高層ビル・幹線道路優先の「都市再生」ではなく、地球環境を守り、安全で住みよいまちづくりをすすめるために
 五、子どもたちの豊かな成長を保障する教育をすすめ、区民のための文化・スポーツの発展のために
 六、平和と自治権拡充をつらぬき、清潔でむだのない区民本位の区政を実現するために

 私は、自分の担当した中から特に3点を区長に要望しました。

 ①子どもの被ばくゼロをめざすとともに保護者の不安に応えるため、区内の全学校、全保育所に簡易放射能測定器を配備すること。区が所有する放射線測定器の貸し出しができるようにすること。

 ②指定管理者のもとで運営されている区内施設の防災マニュアルをたえず点検し、区の業務継続計画(BCP)と連動して施設職員が俊敏な行動をとれるようにすること。実践的な避難訓練の定期的な実行を義務づけること。

 ③区の施設に太陽光発電など自然エネルギーの導入を早急にすすめること。家庭でのLED照明購入費助成や太陽光発電機助成の増額など家庭への補助制度を拡充すること。

 ①は、9月16日の代表質問でも区長に問いただしたことですが、新宿区では既に貸し出しが始まっているので、「ぜひ研究していただいて中央区でも実施を」とたたみかけました。

 ②は、以前「区民文教委員会」でもやはり取り上げたことですが、私は震災時にちょうど月島社会教育会館(小学館集英社プロダクションが区からの委託で指定管理者として管理・運営)にいました。発災時の職員の対応はおろおろするばかりで、利用者の不安をかえって煽るようなものでした。区とのやり取りも全くスムーズにいっていないように見えました。

 後日、防災課長に聞いたところ、やはり区との連携が不十分だということだったので、区、指定管理者、それぞれの防災マニュアルのすり合わせが必要では?と思い、要望しました。

 ③は、中央区では事業者向けのLED助成はあるのですが、家庭用はまだありません。地域の方からも、「助成があればLEDに買い換えたい」という要望があり、足立区や葛飾区では既に助成が実施されていることから、「中央区でも早く実施を」とうったえました。

 区長は、どの要望にも「前向きに考えていく」と答えていましたので、これからに期待です。

2011年9月20日火曜日

9/20 「さようなら原発集会」でデモりました


 ↑明治公園から新宿駅南口方面まで続く長~い人の列。

 昨日9月19日、「さようなら原発集会」が明治公園で開かれ、6万人が集まりました。

 呼びかけ人は、坂本龍一さん(音楽家)、大江健三郎さん(作家)、落合恵子さん(作家)、澤地久枝さん(作家)、瀬戸内寂聴さん(作家)、辻井喬さん(作家)、鶴見俊輔さん(哲学者)、蒲田慧さん(ルポライター)、内橋克人さん(経済評論家)、の9人です。

 新規原発計画の中止、既存原発の計画的廃止を求め、全労連、全労協、連合系、中立系の労働組合、民医連などの民主・市民団体、多数の個人など、幅広い顔ぶれが全国から参加しました。 

 ドイツから参加した環境団体のフーベルト・ワイガー氏は「脱原発は、できるか、できないかではない。政治的に、やるか、やらないかだ」と発言。

 俳優の山本太郎さんは「原発事故を受けて、みんなで生きのびたい、と思った。反対の声をあげよう」と語りました。

 一人ひとりが動けば、原発はかならずなくせます。

2011年9月19日月曜日

9/19 代表質問終わりました


 9月16日(金)、代表質問がやっと終わりました。

 初めての一般質問。加藤さんと合わせて時間は2人で46分(区長答弁の時間は含まれません)。26分づつ半分に仲良く分けて、最初が私、その後に加藤さん。

 まず、第1回目の質問(準備した原稿通り読む)→区長答弁(こちらも事前に答弁原稿が準備されている)→ここからが本番、第2回目の質問(原稿なし、アドリブあり)→区長答弁(原稿なし、アドリブあり)→第3回目の質問(区長答弁を受けて、まとめる)→終わり

 このような流れで、質問3回を26分で納めるように調整していきます。

 20名を超える傍聴の方々がいらっしゃいました。他会派の議員、理事者の方々もビックリ。「誰のファン?」「誰を見に来てるの?加藤さん?奥村さん?」

 傍聴者に後で感想を聞いたところ、とても楽しんでくれたようです。よかったです。

 質問は「中央エフエム」でも生中継されました。http://fm840.jp/
 区議会定例会の一般質問は、毎回必ず放送されます。6時で放送が終わってしまうのが問題ですが...。質問は6時以降まで続く場合がほとんどなので。最後まで聞きたい人も多いはず。改善が必要です。

 どうにか終わった代表質問。初めての経験がまたひとつ増えました。
 

2011年9月14日水曜日

9/14 「発言通」告を提出


 ↑お昼は、以前にも紹介しましたが、「ミートカレーズ」東銀座店でテイクアウト。野菜のおかずを4種盛り付けてもらいました。http://meat-curry.com/

 9月16日に、一般質問に立つので、その質問項目を議会局に提出しました。

 質問項目は以下のとおり。

 ①福島第一原発事故と放射能対策について
  ・福島第一原発事故に対しての区の見解について
  ・放射能対策について
  ・エネルギー政策について
 ②労働スクエア跡地に建つ大型複合施設について
  ・区民の要望を取り入れるしくみについて
  ・防災面、環境面での配慮について
 ③教育問題について
  ・「メンタティーチャー」の設置について
  ・区立中学校での武道の必修化について

 質問は9月16日、5時頃からです。

 

2011年9月12日月曜日

9/12 「予算要望書」作成に追われています


 ↑昨日のランチは、区役所裏の「サルバトーレ」で、ピザ・ランチ。本格的な釜焼きピザはデリバリーもしてくれます。http://www.salvatore.jp/

 毎年、区長に提出している「予算要望書」作成作業に追われています。

 昨日も日曜日でしたが、10:30~みっちり団会議。今日も、「少子高齢化対策特別委員会」傍聴の後、みっちり作業。

 議員団でそれぞれ、担当分野を決めて仕上げていきます。

 私は、放射能問題、防災関係、エネルギー政策、の3つを担当。

 東日本大震災、福島第一原発の事故と、大きな問題が続いているので、要望書のトップ、一番前にくる部分で、重要なウェイトを占めています。

 昨年は全308項目にわたる長大な要望書となりましたが、今年は新たに修正・加筆し、新規の要望も大幅に加わりました。

 区長への提出は、9月26日です。

 その前に、第3回定例会での一般質問で、共産党区議団を代表して質問に立つので、その準備も並行作業です。

2011年9月10日土曜日

9/10 「子ども子育て新システム」勉強会


 今日は、日本共産党の代々木本部にて、「子ども子育て新システム」の勉強会に参加しました。

 都議会、区議会などからたくさんの人が来ていました。

 中央区議団からも、4人全員が参加しました。

 民主党政権が進めようとしている「子ども子育て新システム」は、自治体が担っている保育の責任を、民間業者に置き換えようとするもので、多くの問題をはらんでいます。

 民間業者の基本は「利益を上げること」。保育料も自由に設定。親の経済状況によって支払えなくなった場合にどうなるのか?保育所の面積や、保育士の人数は?配慮を必要とする障害を抱えた子どもはどうなる?

 手間がかかったり、利益が上がらないことには背を向けていくことのにならざる負えません。赤字になれば、当然撤退も...。

 これまでは、自治体が、親の希望も聞きながら適切な保育園を紹介、申込みしていましたが、これからは、全て親の責任で保育園も探さなくてはならなくなります。これは、働いているお母さんにとっては大きな負担に。

 保育は、国、自治体が責任を持ち、「保育に欠ける子」の解消のために努めるのが基本です。

 勉強したことを、議会活動に生かしていきたいです。
 

2011年9月6日火曜日

9/6 「福祉保健委員会」を傍聴



 ↑今日のランチは、いつも行列ができている讃岐うどんの店「銀三」で、「鶏ねぎうどん」をテイクアウト。議員控え室に、うどんの香りが充満してしまいました。

 今日は、加藤ひろし議員の所属委員会「福祉保健委員会」を傍聴しました。

 加藤さんは、理事者報告事項の中から、以下の3事項について質問。
 ①社会福祉法人中央区社会福祉協議会の運営状況について
 ②学童クラブ指導時間拡大等サービスの拡充について
 ③晴海児童館等複合施設の設置及び指定管理者候補者事業者の公募について

 ①について

 日常生活で援助を必要とする世帯に対して、地域住民が家事等をお手伝いする「虹のサービス」利用者から寄せられた声をまず紹介。「利用料金振込みの際、手数料が利用者負担になる。年会費も払っているのにおかしいのではないか?」

 「サービスを提供する側、つまり事業者側が負担すべき。それが一般的だ」と、事業者負担とするよう求めました。

 ②について

 学童クラブで「スポット利用」(延長)が、保護者の仕事の都合によりできることになりましたが、料金は1回400円かかります(1ヵ月の上限は5000円=12.5回分に相当。その回数を超えても5000円以上にはならない)。

 学童クラブは、現在無料です(おやつ代は別)。「中央区の豊かな財政を考えても、スポット利用も無料にするべき」と要望。利用料金制度で前例をつくると、その後も有料化の道を開くことにつながりかねません。「区立児童館の管理を指定管理者に行わせることができる規定を設ける」との提案も区側からあがっています。

 「民間委託、有料化をすすめるのではなく、学童保育の一環として、区が責任を持って運営すべき」と求めました。

 ③について

 晴海児童館について、人件費削減のための指定管理者制度を導入しないよう求めました。ただ子どもを預かる場所ではないこと、質の高い保育のためには働く保育士の権利も守られる必要があることを強調。

 今後も、ゼロ歳児の面積基準6㎡、児童3人に保育士1人という人員配置を堅持し、緩和を行わないことを確認、区側は「その通り。緩和は行わない」と約束しました。
 

2011年9月5日月曜日

9/5 区内保育所、児童館など視察

↑「ベリーベアー日本橋」の入り口。マンション街なので、お散歩は近くの公園までバギーで行くそう。

↑「十思保育園」の廊下。各部屋にはハーブの名前がついていて、お洒落です。

 ↑子どもたちの作品で賑やかに飾られた「新川児童館」。

 今日は、共産党議員団で、認証保育所「ベリーベアー日本橋」、認可保育園「十思保育園」、「新川児童館」を視察しました。

 3つとも、それぞれ特徴があり興味深かったです。

★ 「ベリーベアー」http://www.ness-corpo.co.jp/nihonbashi/

 マンションの1階にあり、限られたスペースのなかで5歳までの子ども29人が預けられています。各部屋はきちんとしたドアがあるわけではなく、柵で仕切られています。

 ちょうどお昼寝の時間だったので、空いている部屋を使って若い保育士の方々が順番に昼食をとっていました。

 親御さんからは、出される食事についてやはり放射能の心配が寄せられ、それまではインターネットで購入していた食材を、全て近所のスーパーでその日に毎朝産地を確認し、調理している、ということでした。

★ 「十思保育園」http://seikoukai2.ecgo.jp/page0138.html

 もともと復興小学校だった建物を利用し、3年前にオープンしました。特徴的な当時のアール建築(カーーブが多様されたデザイン)を生かした素敵な環境です。(復興小学校については過去ブログをご覧ください)

 広々としたスペース、大きく取られた採光、充実したおもちゃや教育教材...。歳児別に分けられた部屋では、お昼寝している子ども、起きてきておやつを食べる始める子どもや、男性保育士の方に絵本を読んでもらっている子ども、などの姿を見ることができました。

★「新川児童館」http://mappage.jp/dtl/infolist.php?KanriNo=13102S010014&mode=md

 古い建物の中に学童クラブが設けられ、たくさんの子どもたちがメンコ遊びや(近々大会があるそう)、大型ブロック遊び、ぬりえなど、元気に遊び回り、活気に満ちていました。

 小さく古い施設だからこそ、アットホームな雰囲気で、地域に根付き、地域の方々が支えているそうです。地元の方々と一緒にお祭りを開催するなど、子どもを中心とした地域の「核」として、欠かせない施設です。

 今回の視察を通じて...

 実際に足を運んで現場を見ることの大切さを実感しました。この経験は議会での質問にも生きてくるはずです。実際に見聞きしたことで、様々な問題を「自分のもの」として、受け止められると思います。

2011年9月4日日曜日

9/4  「中央区総合防災訓練」が開催されました





 10時から、晴海トリトンスクエアで 「中央区総合防災訓練」が開催されました。

 起震車による地震の疑似体験コーナー(震度7)や、水圧体験装置、警視庁による損壊車両からの救助訓練、東京消防庁による高所からの救助訓練な 
など、もりだくさんの内容で、たくさんの方が見学に来ていました。

 水圧体験装置では、半地下や地下室などにいる時に、外から水が浸入してきた際、内側から扉を押し開けるのにどれ位の力が必要なのか体験できます。

 50cmの水深だと、扉にかかる力は87.5kg、1㎡あたりで250kgもの力がかかります。

 私も40cmの水深にチャレンジ。56kgの力が扉にかかっている状態です。全体重をかけて「ふんっ!!」と押してもびくともしません。さらに押して押して、やっと少し隙間が開くと、あとは水がどんどん入ってきて開きました。

 この重さは体験してみないと分からないことです。災害時に、浸水しそうな場所にいるのは、本当に危険です。

 実際に防災をイメージし、シュミレーションをする習慣をつけることは、いざという時のとっさの判断に役立つのではないでしょうか。
 

2011年9月3日土曜日

9/3 「区民体育大会」に参加





 日本橋・浜町公園の「浜町スポーツセンター」で開かれた「区民体育大会」に出席しました。

 区内で活動しているあらゆるスポーツ団体の参加で、毎年開催されています。

 「民謡」の踊りと、「フォークダンス」などを観賞。みなさん生き生きと踊ってらっしゃいました。

 でも、以前と比べると参加者全体が減少傾向にあるようです。スポーツ振興策として何が有効なのか、考えてみましたが、やはりスポーツを楽しめる環境づくりが大切かな。

 施設の充実はもちろん、スポーツを楽しめる時間的な余裕が持てる働き方や、塾通いからひととき開放されてて体を動かす楽しみを子どもが感じられる環境づくり、など生活パターンの改善も含まれるのでは?

 お隣近所で誘い合ってスポーツするなど、地域のつながりを密にすることも大事かも。

 私も最近は、日々の自転車での移動以外、さっぱり体を動かしていません。以前はダンスやヨガ、マラソン、ゴルフなど、気の向くまま、いろんなスポーツを楽しんでいましたが。

 私も、もっと上手な時間の使い方を考えなければなりませんね。

2011年9月2日金曜日

9/2 質問おわりました


 ↑今晩の夕食。メインは「イタリアンしょうが焼き」。トマトジュースで煮込みます。落合シェフのレシピですが、まっ赤な見た目はすでに「しょうが焼き」とは呼べないような(?)

 今日の区民文教委員会では、11項目の理事者報告の中から、下記の3つの項目について質問しました。

 ①区民施設等の指定管理者の評価結果について
 ②区民健康村「ヴィラ本栖」の敷地の一部売却について
 ③メンタティチャーの設置について

 ①について
 
 区内に4館ある社会教育会館は、今、区の直接運営ではなく、指定管理者制度のもとで、民間企業である「小学館集英社プロダクショングループ」に管理・運営されています。

 私は震災発生時、月島社会教育会館で「平和プラザ2011」というイベントを開催中でした。その時の社教のスタッフの対応は、「どうしよう、早く逃げなきゃ」と口走るなど、来館者を不安におとしいれるものでした。ラジオで館内に地震情報を流すように促したり、帰宅困難者を宿泊させるよう交渉したのも、実は私たちイベントのメンバーでした。

 それなのに、今回報告された「評価結果」は、「緊急時にあっても適切な対応がとれる体制が確保されている」=「A」となっていました。

 「3月11日から評価委員会が開かれた8月3日の間にいちじるしい改善がみられたというのか?」との私の質問に、区は「月島だけではなく、4つの社教の平均評価なのだ」と答弁。

 平均だというのならば、他の3館はしっかりと対応できていて、月島だけに問題があったということなのか?同じ指定管理者のもとで運営されている4館のなかに、月島のように対応に問題のある所と、きちんと対応できている所が混ざっているということは問題なのではないでしょうか?

 「同じ指定管理者ならば、共通の同じ災害時マニュアルを利用していなければならないはず。対応が館によってこんなにもムラがあるようでは、いざという時に住民の命を守ることは不可能では?」「民間にまる投げするのではなく、区が責任をもって安全を守ること。災害時にマンパワーを不足させる非正規職員、臨時職員体制を見直して、きちんと責任を持って仕事ができるよう正規職員を増やすことで対応をはかること」を区側に求めました。

 ②について

 「ヴィラ本栖」の敷地内から、本栖湖へと続いている美しい「緑道」を、アスファルトで舗装した道路に変えてしまう計画が進んでいます。

 「ヴィラ本栖」は区民の保養所、区民の財産です。それなのに、区民に何の説明も相談も無く、勝手に舗装道路を走らせることは、区民の利益にはなりません。

 区側は「車で進入できるようにすることで、区民の利便性をはかる」と言いますが、これは区側が勝手に考えた利便性です。道路建設については、「区民から要望が上がったわけではない」と言います。

 区民が本当に望んでいるのは、「道路建設」か「緑道を残すこと」なのか、区民の声を聞いてみなければ分からないことです。

 「道路建設計画は中断して、説明会や、意見を聞く場をもうけるなど、まず区民の声を聞くべき」と区側に求めました。

 ③について

 「メンター」=「指導者」を教員の上にさらに置く、という制度が導入されようとしています。これは「教員の授業力向上のため」と区側は説明しています。

 「学力全国1位の秋田県の「教育専門監」制度を参考にした」、と言いますが、ただでさえ多忙を極める教員の現状を考えると、「メンタティーチャー」制度は、教員にさらなる負担を押し付けることになりかねません。

 教員の授業力向上のためには、教員数を増やし、1クラスの生徒数を少なくすることが最も有効です。負担を軽減し、十分な授業準備ができる時間的余裕を持つこと、職員会議などで教員同士が情報を交換し、相談し合い、自ら学ぶ時間を増やすことが大事です。

 「学力全国1位の秋田県では、小学校1,2年生、中学校1年生の平均クラス人数は17人です。学力世界1位のフィンランドも」...まで話したところで、質問時間切れになってしまいました。残念。

 理事者側の答弁も含めて、今回の私の質問時間は30分でした。あっという間です。やはり、時間制は撤廃するべき。23区でも時間制をひいている所はごくわずかです(中央区だけかも?)。

 議会運営も、見直すべきことが山積みです。
 

2011年9月1日木曜日

9/1 明日は「区民文教委員会」


 ↑区役所近くの「珍味館」。今日のランチはホイコウロウにしました。キャベツたっぷり、野菜不足を解消。http://r.gnavi.co.jp/e645901/

 今日は、
 午前:明日の「区民文教委員会」の質問準備
 午後:志村さん所属「企画総務委員会」の傍聴
 夜:再び質問準備

 質問を作成していると、いろいろ疑問が沸いてきて、区側に聞きたいことがたくさんです。まとめるのに一苦労。時間内で質問を完了できるかな...?

 「区民文教委員会」は、明日13時30分~です。傍聴の手続きは、9階「議会局」で13時までにお済ませください。