2015年3月31日火曜日

3/31 沖縄・翁長知事を支えよう

 米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる名護市辺野古の新基地建設で、林芳正農林水産相は30日、翁長雄志知事が防衛省沖縄防衛局に出した工事停止指示(23日)の効力を「裁決があるまで停止する」との決定書を県、防衛局に手交しました。

  農水省は知事に、4月23日までの弁明書提出を要請。これを受けて審理しますが、裁決までの期間に定めはありません。

  農水相の決定は、行政不服審査法に基づき、知事の指示を不服とした防衛局の執行停止申し立て(24日)を認めたものですが、行政処分で国民が不利益を受ける場合の救済措置として定めた同法の趣旨をゆがめ、新基地建設反対の民意より、日米同盟を最優先する姿勢を前面に出した不当な決定です。

  翁長知事が27日に提出した意見書で、指示を執行停止すれば、岩礁破砕許可の区域外での破砕行為の有無を確認するための調査ができなくなると指摘していることについては、「執行停止により調査ができなくなるという関係は必ずしも認められない」と結論づけました。臨時制限区域内での県の調査に、政府が一切協力していないことには何らふれていません。

  翁長知事が辺野古沖のボーリング調査など海底面の現状変更作業の停止を指示したのは、県が岩礁破砕を許可した区域外で沖縄防衛局が巨大コンクリートブロックを投下しサンゴ礁を破壊している問題に端を発しています。県は情報提供や調査協力を再三要請し必要があれば岩礁破砕許可を取るよう伝えていました。これを無視して作業を強行している防衛局に作業停止などを求めたのは当然です。

  翁長知事30日、沖縄県庁で記者団に対し「国が申し立てをして、同じ国である農水省が審査するという対応では、審査が公平・公正に行われたか理解できず、残念だ」と批判。今後の対応は「決定書の内容を精査する」とした上で、「県民に寄り添いながら、腹をすえて対応していきたい」と述べ、新基地建設反対の決意をあらためて表明しました。

 「日米関係の悪化」を口実に、沖縄県民の多数が反対している新基地建設を強行するための申し立てが法の趣旨に反するのは明白です。

 沖縄県民の意思を踏みにじり、新基地建設をあくまで押し付けようとする安倍政権。翁長知事を支える運動と世論を一層強め、広げるため、私も頑張ります。


 ↑会見する翁長知事=30日、沖縄県庁。

2015年3月29日日曜日

3/29 「戦争立法」 の危険と問題 ①

 安倍内閣は圧倒的な国民の反対世論に逆らい昨年7月1日に集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行しましたが、それを具体化するため、今国会で「戦争立法」を強行しようとしています。

 自民、公明両党による法案骨格の合意文書に沿って、政府は4月中旬をめどに、自衛隊が米国の戦争に「切れ目なく」参加・支援する危険な法案作成作業を始めています。(表参照)


 ★合意の特徴の第一・・・


 米国が世界のどこで戦争しても、自衛隊が従来の「戦闘地域」までいって軍事支援を行う仕組みをつくることです。


  これまでは自衛隊の海外派兵のたびに特別措置法をつくって対応してきました。今度は派兵恒久法を作って、米国などからの要請があれば、いつでも派兵できるようにします。


  これまで武力行使に対する「後方支援」には「非戦闘地域」という歯止めを設けていましたが、これを撤廃。従来の「戦闘地域」での自衛隊の活動を可能にする「戦地派兵」となります。この場合、敵から攻撃されれば武器使用して反撃することを、安倍首相は認めています。


 「捜索・救助」については「戦闘現場でも継続」することを、恒久法に盛り込もうとしています。自衛隊をまさに「殺し殺される」現場に置くことになります。 「どこでも」という点では、これまで日本「周辺」有事で米軍を「後方支援」するための法律だった周辺事態法を改定。「周辺事態」という概念をやめ、「どこで」という地理的制約をなくします。恒久法を含め、地球の裏側までいって自衛隊が米軍支援をできるようにします。


 さらに国際平和協力(PKO)法の改定では、PKOでの武器使用権限拡大に加え、「国連が統括しない」人道支援や治安維持のための紛争地派兵まで可能にすることが狙われています。そうなればアフガニスタンで約3500人もの死者を出した国際治安支援部隊(ISAF)のような活動にも道を開きます。


 ★合意の特徴の第二・・・


 「閣議決定」に対応し、政府の裁量次第で米国のどんな戦争にも参加できるようにすることです。  具体的には、「武力行使の新3要件」を武力攻撃事態対処法などに書き込みますが、どんな事態が該当するかは、「個別的、具体的に政府が総合判断する」(安倍首相)というだけで、米国の先制攻撃でも該当する場合があることを否定していません。  まさに「切れ目のない」対応を可能にする仕組みである「戦争立法」。この危険を多くの区民にも知ってもらい、阻止に向けて声を広げ、がんばります。



2015年3月28日土曜日

3/28 ブラック企業名 公表へ

  安倍首相は、27日の参院予算委員会で、労働者を使い捨てにする「ブラック企業」の社名について、「社会的に影響力の大きい企業が違法な長時間労働を繰り返している場合には、(労働基準監督署が)是正を指導した段階で公表する必要がある」と表明しました。

 労働基準法違反を繰り返す悪質な企業の社名公表は、日本共産党が国会質問などで繰り返し求めてきたものです。

  現状では、残業代不払いなど労働基準法違反を繰り返しても、労働基準監督署が是正指導をしている段階では、社名の公表が行われていません。このため、労働基準監督署が是正勧告をしても、指導に応じない悪質な企業が生まれています。

  2月6日の参院決算委員会では、吉良よし子議員が社名公表を要求。外食チェーン「すき家」が2年間で、労働基準監督署から104件62通もの是正勧告を受けながら、まったく指導に応じなかった実態などを告発しました。これに対し安倍首相は「相当悪質だ」と認め、「さまざまな手段を検討していく必要がある」と答弁していました。

 ブラック企業の社名公表は対策を求める現場の切実な願いでした。首相がこれを表明したことは、大きな成果であり、ブラック企業への社会的な批判を強め、抑止力をつくる貴重な一歩になります。

 同時に、労働基準監督署の体制強化など、さらなる対策も必要です。

 日本共産党は、ブラック企業根絶に今後も、全力で取り組んでいきます。また、長時間労働を野放しにする「残業代ゼロ」制度や裁量労働制の拡大断念させるためにも頑張ります。
 

 ↑ブラック企業問題を追及する吉良よし子参議院議員(参院予算委員会。3月23日)

2015年3月27日金曜日

3/27 新婦人 「どんぐり」コンサートへ

 昨日は、区内で活動している女性NGO「新日本婦人の会 中央支部」(通称:新婦人)からのお誘いで、ピアノコンサートに双子の娘たちを連れて参加しました。

 「新婦人」は、1962年、平塚らいてう、いわさきちひろ、などの呼びかけによりつくられ、「平和と男女平等の実現」をめざす団体で、私も会員になっています。

 コンサートが開かれたのは、八丁堀の「女性センター ブーケ21」の1階ホール。子ども、大人合わせて約40人が参加しました。

 新婦人主催のサークル、あかちゃん体操「どんぐり」に来ているお母さんのひとりが音楽の先生だったということで、ブーケのグランドピアノを使い演奏してくれました。

 トルコ行進曲、アンパンマンマーチ、など、バラエティにとんだ選曲で、子どもたちは最初に受けた注意をきちんと守って、膝の上に手をおき、静かに聴いていました。歌える曲は、みんなで一緒に歌いました。

 娘たちにとっては初めてのコンサートという新たな体験となりました。

 コンサートの後は、どんぐりのスタッフ、お母さんたちと一緒に手作りランチを食べ、おしゃべり。

 私も議員になる前、まだ子どもがいない時代に、新婦人のサークル「親子リズム」のボランティアとして、お母さんたちや子どもたちと一緒に踊ったり遊んだりしていたので、なつかしく思いました。

 区政の話も少しさせていただきました。

 新婦人の都本部から来た方は、国産大豆や遺伝子組み換え作物の話をしてくれ、お土産に生の大豆をもらい、自宅のプランターでの育て方も教えてくださいました。

 大人たちにはためになり、子どもたちは音楽に親しみ、ブーケの屋上庭園で走り回って遊び、とても有意義な1日でした。

 

2015年3月26日木曜日

3/26 娘をつれて 3歳児健診へ

 昨日は、双子の娘たちを連れ、月島保健センターでの3歳児健診、聖路加国際病院での定期健診&日本脳炎の予防接種へ。

 なかなか時間が取れないので、まとめてはしごしました。

 3歳児健診では歯磨き指導や歯科検診、食事指導、身長・体重測定、臨床心理士による子育て相談などを受けました。

 我が家では、歯磨きは夜のみでしたが、やはり朝も磨いた方がよいとのこと、早速1日2回にすることに。

 上手に歯磨きできたら動物シールを貼っていく「はみがきカレンダー」をもらって、子どもたちは張り切っています。

 「食べよう野菜350(サンゴーマル)」(=1日に必要な野菜350gを食べよう)のパンフレットについていた、切り取って遊べる野菜キャラクターの指人形も、早速「ママー、つくって!」。

 子どもの興味を引く工夫がいろいろとされています。

 家族で食事をとる「共食」で、親が食べる姿を見せることで苦手な野菜も徐々に食べられるようになることや、「いただきます」「ごちそうさま」を言う習慣も身に付くことなど、様々な効果も教わりました。

 3歳児健診では、おむつが取れている子、まだの子は半々位とのこと。なかなかトイレトレーニングがすすんでいないのですが、保育園の先生からも、そろそろパンツに挑戦してもよいのでは?とのアドバイスがあったので、可愛いパンツを買ってみようと思います。

 娘たちは早産だったため、生まれた国立成育医療センターから聖路加国際病院へ転院し、約1ケ月「NICU(新生児集中治療室)」にお世話になっていた関係で、聖路加国際病院へはちょくちょく足を運んでいます。

 「今後は、定期健診は1年に1度でいいですよ」と、主治医の先生に言われ、子どもたちも成長したのだな~、と実感しました。

 


 

2015年3月24日火曜日

3/24 選挙応援で 横須賀へ

 3月26日告示、4月12日投開票が行われる神奈川県議会選挙の応援で、加藤ひろし議員と一緒に横須賀市に行ってきました。

 横須賀市議を4期つとめた井坂しんやさんが、県議をめざします。
 http://isaka.jcpweb.jp/

 井坂しんやサポーターズの「55ISAKA」も結成されています。
 https://twitter.com/55isaka

 国会では、安倍首相が海外に自衛隊員を送り込む戦争立法の準備が、公明党と共同ですすめられています。

 井坂しんやさんの「横須賀や、日本の大事な若者を、日本の防衛と関係ない海外の戦場に送り込むことは絶対に許さない」との訴えが、市民の間に、特に若者や自衛隊員の家族の間で共感を広げています。

 4期16年の市議会議員としての活動で、都市直下型地震の調査やシンポジウム、オスプレイの横須賀飛来を許さない論戦をすすめ、2度にわたって行われた原子力空母の配備をめぐる住民投票の運動にも参加して5万人を超える署名も実らせました。

 3人の子どもを持つ父親でもある井坂しんやさんは、神奈川県で就学前までのこども医療費助成を東京都と同じように中学3年生まで無料に、中学校給食の実現を、ということも訴えています。

 4月12日投票の県議選には、日本共産党・井坂しんやさんを、県知事選には日本共産党推薦・岡本はじめさんを、よろしくお願いします。

 

 

2015年3月23日月曜日

3/23 保育園待機児 今年もゼロには程遠い?

 2015年度4月入園について、第二回の利用調整が既に行われましたが、先週、区の担当課長に問い合わせたところ、現在400人弱の方が保留となっているそうです。

 第一回利用調整時とほとんど変動がない人数です。

 このままいくと、今年も認可保育園を希望しても入れない待機児は400人位となりそうです。

 今年4月には、日本橋地域で3園の私立認可保育所が開設予定となっていますが、依然、待機児問題は深刻で、待機児ゼロはほど遠いと言わざるを得ません。

 区ですすめられている再開発事業は、進行中のもの25事業、準備中のもの7事業と、計32事業もあります。

 巨大再開発事業による急激な人口増に、保育所整備が追いついていません。運良く子どもを預けることができても、その後に続く学童クラブ不足の問題など、保護者の気持ちは安まることがありません。

 保育所不足を招く施策は、働く権利の侵害といえます。

 多くの保護者が望む認可保育所整備と併せて、まちづくりを転換させていくことが必要ではないでしょうか。
 

 ↑ちょうど1年前の双子の娘たち。桜の木の下で。

2015年3月22日日曜日

3/22 予算委員会(特別会計)

  3月13日(金)の予算員会・特別会計(国保、介護、後期高齢)は、おぐり智恵子議員が質問に立ちました。

 主な質問項目は以下の通り。質疑の全文は、後日、区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 ★介護保険
   ・介護保険の改悪について
   ・チェックリストによる振り分けについて
   ・要支援者に対する今後のサービスについて
   ・専門性のあるヘルパーの必要性について
   ・利用料2割負担への引き上げについて(推計34%=1141人)
   ・今後2年間での移行準備について

 ★国民健康保険
   ・年収の1割が保険料となる世帯について
   ・年収200万円の3人世帯では、保険料が5年前の1.9倍となることについて
   ・一般会計繰り入れ拡大の必要性について
   ・経済的弱者が元々多い国保の根本的な問題について

 ★後期高齢者医療
   ・2008年の制度導入以来、3回目となる今回の値上げについて
   ・安倍内閣の「特例軽減」(保険料減額)の打ち切り計画について
   ・75歳以上の医療費無料化制度の実施にかかる予算について


 ↑今週号の「しんぶん赤旗 日曜版」では、高すぎる国保料を、住民と共産党の力で引き下げた北海道旭川市や京都市の記事が特集されています。ぜひ、ご購読を。

2015年3月21日土曜日

3/21 有馬頼底さん 「憲法9条は仏教の精神」

 臨済宗相国寺派管長で世界遺産・金閣寺、銀閣寺の住職もつとめる有馬頼底(らいてい)さんが、今週の「しんぶん赤旗」日曜版に登場しています。

 「戦争の否定が仏教の原点」と語り、「どこへでも自衛隊が出ていくようになれば、平和国家という戦後日本への信頼が根本から壊れる」と、集団的自衛権行使について厳しく批判しています。

 有馬頼底さんのお父さんは軍人で、シベリア抑留から帰ってきたら廃人のようになり、3、4カ月して亡くなったそうです。

 「悲惨な戦争で、日本国民はたくさんの命を奪われました。それとともに、あの戦争は、日本が他国を侵略して起こした侵略戦争であり、日本は加害者だったということです。

 『いつまで侵略を謝るのか』という人もいるけど、期限なんかありません。日本の反省と謝罪があって、韓国や中国などとの関係が深まるのです。

 今の憲法は、戦争を繰り返してはならないという反省のなかで生まれました。憲法9帖のおかげで日本は戦後、戦争で殺したり殺されたりしなかった。それを忘れたらあかん。

 憲法9条は仏教の精神に通じています。

 仏陀(ブッダ)はもともとインドの王子でした。父王の命で戦争に行く。しかし、殺りくをくり返す戦争に疑問を持ち、出家して、悟りを開きました。つまり戦争の否定が仏教の原点です。

 マスコミも安倍さんにたいしてはっきりものを言わない。言論がおかしくなれば、戦争への道を開くことになります。

 そんな状況だから「赤旗」さんには大いにがんばっていただきたいんです。いま、政党の中でも、まともなことを言っているのは共産党だけです。共産党は、安倍さんにもへつらわない。正面からはっきり主張して、アカンものはアカンのや、と言っていただいてます。私はその姿勢に期待しているんです。」

 日本共産党への大きなエールを寄せてくださっています。来月の一斉地方選挙、有馬頼底さんの期待に応えるためにも、がんばります。

 「しんぶん赤旗 日曜版」は、月額823円です。ぜひご購読ください。


 

2015年3月20日金曜日

3/20 演説会は大成功!

 昨日、月島社会教育会館で開かれた「日本共産党演説会」には、忙しい平日の夜にもかかわらず、約170名の方が足を運んでくださいました。どうもありがとうございました。

 子育て世代の人口が特に急増している中央区で、まさに子育て真っ最中の私が、区議会議員としてお母さん、お父さんの要望や要求を区政に届けるという重大な役割を担っているということや、そうした様々な声を生かしてこれまで議会質問にあたってきたこと、4人の区議団全員の当選で来年の参議院選挙に日本共産党の勢いをバトンタッチすることの必要性、日本共産党の躍進こそが真に平等で対等な社会、誰もが人間らしく生きられる社会をつくることにつながること、など、お話をさせていただきました。

 「子育て世代中心の話が続いてしまいましたが、高齢者問題やまちづくり、環境問題、教育問題などにもしっかり取り組んでいますので、ご安心ください」と話すと、開場からは笑いも起こり、終始なごやか且つ熱気ある開場の空気に包まれ、演説会は無事終了しました。

 最後には、開場にかけつけてくれた宮本徹衆議院議員を中心に、候補者全員で手をつなぎ、ごあいさつ。カメラのフラッシュに包まれ盛り上がりました。

 公示日まであと1カ月。全力でがんばります。
 

  ↑開会前の控室で。区長選予定候補の田辺七郎さんも一緒です(一番左)。


 ↑最後は候補者全員で手をつないで。

2015年3月19日木曜日

3/19 本日、区議会第1回定例会 終了しました

 2月24日から開かれていた区議会第一回定例会が、今日、終了しました。

 【一般質問】

 2月25日には、小栗智恵子議員が区議団を代表して一般質問を行いました(質疑の全文は、区議団HPでご覧いただけます)。

 
 【予算委員会】

 2015年度の予算審議を行なう「予算委員会」が設置され、3月5日から始まり今日、終了しました。小栗智恵子議員と志村孝美議員が委員となり質問に立ちました。2015年度予算に反対し、予算修正案を提出しましたが、他会派の賛同を得られず、否決されました(予算委員会での質問は、ただいま随時このブログでもご紹介しています)。

 【意見書】

 本定例会では、日本共産党区議団は2つの意見書を提案しました。
 
 ★奨学金制度の拡充を求める意見書
 ★介護保険制度における国庫負担の増額を求める意見書

 「奨学金制度の拡充を求める意見書」は、「中央区民の会」が賛同をしてくれましたが、残念ながら、他会派の賛同を得られず、2本とも見送りとなりました。意見書採択は、中央区の場合、全会派一致が条件となっています。

 【議案】

 議案については、本定例会で計36本の議案提案がされ、日本共産党区議団は10本の議案に反対し、反対意見を述べました。
 主なものは、保険料の値上げ、再開発事業を推進する内容のもの、2015年度予算に関するもの等です。他会派は全ての議案に賛成という態度でした。

 ★議案第1号 平成27年度中央区一般会計予算
 ★議案第2号 平成27年度中央区国民健康保険事業会計予算
 ★議案第3号 平成27年度中央区介護保険事業会計予算
 ★議案第4号 平成27年度中央区後期高齢者医療会計予算
 ★議案第21号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
 ★議案第27号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 ★議案29号 平成27年度中央区国民健康保険事業会計補正予算
 ★議案第32号 中央区介護保険条例の一部を改正する条例
 ★議案第35号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例
 ★議案第36号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 【議員提出議案】

 4月から区が実施しようとしている区立駐輪場有料化を中止させるため、日本共産党区議団は条例提案を行いました。

 ★議員提出議案第1号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例

 私が区議会議員になって4年、任期中最後の定例会が終了し、あとは選挙モードに一気に突入です。

 今晩は、月島社会教育会館4階ホールで「日本共産党演説会」が開かれます。私も決意表明、抱負についてのお話をします。ぜひ足をお運びください。

 

 ↑昨晩の夕食、子どもたちのリクエストで、イカとタコを料理。イカはパスタと一緒にトマトソースで煮ました。タコはブロッコリー、トマトと一緒にマリネサラダに。二人とも完食でした。

 

2015年3月17日火曜日

3/17 予算委員会(教育費・三款)

 3月12日の予算委員会での教育費と三款の質問に、おぐり智恵子議員が立ちました。

 質疑の全文は、後日、区議会HPに掲載されますので、ご確認ください。

 【教育費】
 
 ★国際教育・理数教育の推進について
   ・パイロット校(常盤小・城東小)について
   ・特認校制度の限界について
   ・ALT(外国人指導助手)について
   ・教育再生実行会議の第3次提言について
   ・教育の真の目的は「人材育成」ではなく「人格の完成」
   ・安倍首相の特異な歴史観、「愛国心」の教育現場への押し付けの危険について
   ・低学年に対する英語教育の難しさ
   ・英語力の基礎となる国語力、多様な言語や文化への理解の向上、自分の意見をしっかり言える主体性を育む教育の大切さについて
   ・1965年ユネスコ「中等学校での外国語教育に関する各国文部省への勧告」について

 ★教師の多忙化の解消について
   ・超過勤務時間数について
   ・OECD中学教育調査(2013年)について
   ・学級担任を任されている幼稚園の非常勤講師について
   ・正規教員化について
   
 ★学校図書館状況について
   ・1人あたりの貸出数の変化について
   ・学校図書館面積について
   ・学校図書館指導サポーターについて

 【三款】

 ★2013年2月「強固な財政基盤維持に向けた当面2カ年の重点取組指針」について
   ・基金の見通しについて(2011年には492億円、2017年には約3割減の150億円になるとの当初の見通しについて)
   ・財政調整基金の見通しについて(80億円を下回るという当初見込みだったが、2015年度末では130億円)


 ↑今晩の夕食は、アサリ。しめじとトマトも入れました。娘たちは貝類が大好きで、歯で上手に殻から外して食べていました。

2015年3月16日月曜日

3/16 「平和プラザ2015」のお知らせ

 私も、かつて実行委員をしていた「平和プラザ 平和をねがう中央区民の戦争展」の特別企画が、明日3月17日(火)、月島社会教育会館4階ホームで開かれます。

 開場は午後6時、開会は午後6時30分です。

 講演は、日本弁護士連合会(日弁連)元会長の宇都宮健児さんで「格差社会と戦争への道」というテーマでお話しをされます。

 宇都宮健児さんは、サラ金、ヤミ金などによる多重債務問題、消費者問題の草分け的弁護士として、一貫して被害者の救済に取り組んでいる弁護士です。

 日弁連消費者問題対策委員会委員長、日弁連多重債務対策本部本部長代行、東京弁護士会副会長、日弁連会長、年越し派遣村名誉村長などを歴任しています。

 全国ヤミ金融・悪質金融対策会議代表幹事でもあり、著書も多数あります。

 2012年、2014年の東京都知事選挙に立候補し、いずれも次点でしたが100万票近くを獲得しました。

 落語家・三遊亭神楽さんの落語もお楽しみいただけます。

 お気軽に足をお運びください。

 

 

2015年3月15日日曜日

3/15 演説会のご案内

 3月19日(木)、「日本共産党演説会」が開かれます。

 月島社会教育会館4階ホールで、6時45分開会です。

 衆議院議員の宮本徹さん、区長候補の田辺七郎さん、私を含む4人の区議がお話しをします。

 どなたでもご参加できます。ぜひ気軽に足をお運びください。
 

2015年3月14日土曜日

3/14 予算委員会(土木建築費)

 3月11日(水)の予算委員会・土木建築費では、志村たかよし議員が質問に立ちました。

 主な質問項目は、以下の通りです。質疑の全文は、後日、区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 ★まちづくりについて
   ・環境貢献にもとづく規制緩和について(川崎市の例)
   ・区道の改廃について
 
 ★市街地再開発事業の今後の採算見通しについて
   ・権利変換について
   ・建設費高騰について
   ・湊2丁目東地区の再開発事業について
   ・再開発事業への税金投入について

 ★再開発事業に対する不動産大暴落の影響の可能性について
   ・保留賞販売価格の引き下げについて
   ・マンション供給過多の問題について
   ・世帯数減少の問題について
   ・賃貸物件の増加について
   ・投資家の動向について
   ・将来あるべきまちのあり方について


 ↑夕食は、「鮭とシメジのみぞれ炒め」。鮭は小麦粉をはたいて焼き色をつけてから炒めます。ショウガと酢をきかせたタレと大根おろしをからめて出来上がり。子どもたちも喜んで食べていました。

 

 

2015年3月13日金曜日

3/13 予算委員会(民生費・衛生費)

 昨日3月10日(火)の予算委員会では、おぐり智恵子議員が民生費、志村たかよし議員が衛生費の質問に立ちました。

 主な質問項目については以下の通りです。質疑の全文は後日、区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 【民生費】

 ★保育園待機児童解消について
   ・日本共産党「区民アンケート」に寄せられた声を紹介
   ・1回目選考、2回目選考を通じての待機児の見通しについて
   ・想定を上回る出生数について
   ・区の「保育の実施義務」について

 ★子どもの貧困について
   ・就学援助の実態
   ・ひとり親家庭の実態
   ・区で取り組むべき学習支援について
   
 ★生活困窮者自立支援法について
   ・住宅支援について
   ・脱法ハウス、貧困ビジネスについて

 ★子ども医療費無料化制度について
   ・18歳までの拡大について

 【衛生費】

 ★放射線測定について
   ・除染済みの福島県川内村と日本橋小伝馬町、掘留児童公園の空中放射線量の数値が限りなく近いことについて(3月7日付「東京新聞」参照)
   ・放射線測定の拡大について

 ★ごみ収集のあり方について
   ・ごみ収集の回数拡大、回収時間の変更について
   ・今後のマンション増、人口増に伴う清掃事業の対応について

2015年3月12日木曜日

3/12 はじめてのお弁当

 今朝は早起きして、双子の娘たちのお弁当を作りました。

 保育園で新宿御苑に遠足に行くそうで、私にとっては初めてのお弁当作りとなりました。

 「手づかみで食べられるもの」との保育園からの指示でしたが、子どものリクエストも聞きながら、三原色を守り、彩りよく、枝豆、れんこん、チーズ、トマトなど詰めました。

 しかし、登園途中に一人が2回転んだので(普段は転んだりしないのに!)、お弁当箱を開いたときにはおそらく中身は崩れてしまっていただろうと思います。

 結果、帰宅した2人のお弁当箱を開けると、おにぎりは全てなくなっていましたが、おかずは半分以上残っていました。ガックリ。

 2人に聞くと、どうやら時間切れで食べられなかったらしいです。初めての遠足、おそらく興奮気味の2人が気もそぞろで食事に集中できず、おにぎりを食べた時点でタイムアウト、という感じだったのでしょう。

 めげずにまた機会があればお弁当づくりにチャレンジします。

 

 

2015年3月11日水曜日

3/11 東日本大震災から4年 支援は国の責任

 亡くなった方と行方不明者が1万8500人にのぼり、岩手、宮城、福島の3県を中心に、東日本に甚大な被害をもたらした2011年の東日本大震災から今日で丸4年を迎えます。

 いまだに避難生活を続ける人は23万人近くに達し、震災が原因になった「関連死」も3000人を突破しました。

 被災した東京電力福島第1原発が重大事故を起こした福島県では、事故収束のめども立たず、12万人が県内外で避難生活を送っています。

 すべての住民が生活を再建できるまで公的支援を続けることが重要です。

 最近の会計検査院の報告は、復興事業の遅れの大きな原因が、用地取得の困難、資材価格高騰や人手不足にあると指摘しました。消費税増税や「アベノミクス」による物価上昇などが被災者に追い打ちをかけています。

 安倍晋三政権は15年度までの5年間を「集中復興期間」とし、「復興加速」を繰り返してきました。実態の合わなくなった計画を押し付けたり、「集中復興期間」が終われば支援を打ち切ったり、縮小したりせず、被災者の生活再建まで公的支援を強めるべきで、打ち切ることがあってはなりません。

  日本国憲法は13条で、「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」は、「国政の上で、最大の尊重を必要とする」と定め、25条で、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と、生存権を保障しています。国際社会でも、「国内避難民を保護し、かつ、国内避難民に援助を与える第一義的な義務と責任は国家当局にある」ということは当然の原則となって確立されています。

 日本共産党は被災者が生活と生業を取り戻すまで公的支援を続けることを大原則にすべきだと求めてきました。生活再建支援法の抜本改正を求め、被災者が笑顔を取り戻す日まで力を尽くします。


 
↑2011年6月18日、宮城県石巻で震災ボランティアに参加。民家の床板をはがして泥だし作業にあたっているときの様子。黄色いジャンパー姿が私です。

 

2015年3月10日火曜日

3/10 予算特別委員会(地域振興費)

 昨日3月9日(月)の予算委員会での地域振興費については、志村議員が質問に立ちました。

 主な質問項目は以下の通りです。質疑の全文は、後日、区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 
 
 ★中小企業支援について
   ・HP作成費補助、販路拡大支援について
   ・来年度の中小企業振興費はわずか791万5000円

 ★地域活性化について
   ・区の地場産業である印刷・製本業への支援について
   ・「小規模企業振興基本法」を活かした支援強化について
   
 

2015年3月9日月曜日

3/9 都バス「東16系統」 路線変更

 東京駅八重洲口と東京ビッグサイトを結ぶ都バス「東16」系統が、3月30日から新たな運行パターンで走ることが正式に決まりました。

 1日6便が、2012年4月に廃止となった都バス「東12」系統が走っていた月島4丁目の一部を拾いながら新たなルートで走ります。

 6便以外は、従来の経路(新月島公園経由)で引き続き運行されるそうです。

 東12系統が廃止となったことの一定の不便解消にはなりますが、1日6便で十分とは言えないのではないでしょうか。ダイヤ改正後の様子も見ながら、さらなる不便解消を引き続き求めていきたいと思います。

 

 ↑今晩の夕食は、「里芋とブリを炒め煮」。下味を付けたブリに米粉(片栗粉でもよいがうちにはないので)をまぶして焼く。レンジで下処理した里芋を合わせて炒め、味付けは醤油、はちみつ、酒と超シンプルですが美味しいです。

2015年3月8日日曜日

3/8 予算委員会(議会費、総務費)

 昨日3/6(金)の予算特別委員会では、議会費(小栗議員担当)、総務費(志村議員)についての質疑が行われました。

 質問項目は以下の通りです。質疑の全文は、後日、中央区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 ★議会費
   ・議会の情報公開について(TV放送やネット配信)
   ・議長交際費について(執行率など)

 ★総務費
   ・マイナンバー制度について(区民への周知、自治体作業の遅れ、情報漏えいについて)
   ・平和問題について(区長の平和への思いを問う、日中戦争の認識、3月1日に行われたヘイト・スピーチ・デモについて)

 

2015年3月7日土曜日

3/7 区長選 田辺七郎事務所OPEN

 4月26日に、区議選と同時に投開票される区長選予定候補の田辺七郎さんの選挙事務所開きが行なわれました。

 約70人の支援者の方が集まり、事務所外にまで人が溢れました。

 中央区革新区政を作る会代表の方、女性NGO団体の方、弁護士の方などから激励のメッセージが語られ、「区議会議員として9期の実績を持つ田辺七郎さんをなんとしても区長に押し上げよう」と意思統一をしました。

 今の「大型開発優先の区政」から、「区民生活を守る区政」への転換をはかるという争点を、はっきりと掲げられるのは、田辺七郎さんしかいません。

 田辺区政実現のために、私も全力をあげて頑張ります。



 

2015年3月6日金曜日

3/6 予算委員会(歳入)

 昨日の予算委員会での歳入についての質問項目は以下の通りです(歳入は志村議員の担当)。

 質疑の全文は後日区議会HPに掲載されます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/

 ★4月からの駐輪場有料化について
    ・費用対効果はどうか
    ・利用者、区民との合意は
    ・運営に関して
    ・放置自転車対策について
    ・自転車施策の総合的推進について
    ・有料化は中止を

 ★道路占用料について
    ・占用料の改定について
    ・電柱の広告収入について

 ★廃棄物処理について


 ↑先日のひなまつりで、子どもたちが保育園で作ってきた作品。1人の作品はお雛さまの髪が取れて「ズラ」が飛んでしまっています。口も逆さまに付けたようで・・・。双子ですが、それぞれ個性あふれる作品です。

2015年3月5日木曜日

3/5 予算委員会 はじまりました

 今日から、2015年度予算特別委員会が始まりました。

 日本共産党区議団からは、小栗智恵子議員と志村孝美議員が委員となり、質疑にあたります。

 会期は3月19日まで。質問時間は全400分(会派により違います)。質問者の割り振りの予定は下記の通り。

 
 ★歳入・・・志村
 ★議会費用・・・小栗
 ★総務費・・・志村
 ★地域振興費・・・志村
 ★民生費・・・小栗
 ★衛生費・・・志村
 ★土建費・・・志村
 ★教育費・・・小栗
 ★三款・・・小栗
 ★国保・介護・後期高齢者・・・小栗
 ★総括質問・・・志村
 ★態度表明・・・小栗

  日本共産党区議団は、予算修正案を提出する予定となっているので、私はその修正作業にあたります。

 

 ↑手をつなで眠る双子の娘たち。ケンカするときには激しいけれど、やっぱり仲良しです。


 

2015年3月4日水曜日

3/4 また値上げ 介護保険料、国民健康保険料

 今日、福祉保健委員会に付託された12の議案の審議があり、日本共産党区議団はその内2つの議案に反対しました。

 ・議案第32号「中央区介護保険条例の一部を改正する条例」
 ・議案第35号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」

 福祉保健委員会委員の加藤ひろし議員が、区議団を代表して、委員会で質疑をし、反対意見を読み上げました。

 反対意見全文は、区議団HPでご覧いただけます。
 http://www.jcpchuo-kugidan.jp/
 
 国民健康保険料は、今回の改定で、所得に応じて支払う所得割を0.04%引き下げる一方、所得に関係なく加入者全員が同額を支払う均等割額を3.5%増額し、1,500円引き上げます。結果、所得が低いほど負担が重くなり、中央区民1人あたりの保険料は、後期高齢者支援金負担分を含め、3,6%値上げの123,135円となります。

 国保加入者は、1980年代半ばまでは無職者が2割強だったのが、現在では4割近くに達しており、加入世帯の平均所得は一世帯あたり2009年の129.1万円から、2013年には112.1万円と減る一方です。

 負担能力を超える高すぎる国保料で滞納が増え、国保財政が悪化し、保険料の高騰という悪循環に陥っています。

 もともと適切な国庫負担なしには成り立たないのが国保制度ですが、中央区の国保会計に占める国庫負担率は、2001年31.3%から、2013年度には22.37%へと減少しています。

 憲法25条に基づき、所得を再配分するという税金や社会保障の機能を強めるため、国庫負担増額を国に強く求めるべきです。



 ↑昨日の夕食は、鶏肉と空豆のトマト煮。娘たちは以前は空豆が大好きだったのに、昨日は食べず。食の好みも変わっていくようで、献立もむずかしいです。

2015年3月3日火曜日

3/3 駐輪場有料化中止をもとめ、条例提案しました

 日本共産党区議団は、4月からの区立駐輪場有料化中止させるため、「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」という条例提案を行ないました。

 平成29年4月実施として、今年4月からの実施は中止させる内容となっています。何よりも利用者、区民の合意がはかられることが重要です。

 提案説明をしたのは加藤ひろし議員です。条例提案の主旨は以下の通り。

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  「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」について、提案者を代表して説明を行います。

 2014年10月16日に、賛成多数で可決された「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例」の2015年4月1日の施行により、区立駐輪場有料化と放置自転車の撤去・保管料の徴収が行なわれようとしています。

 2012年に策定された「中央区自転車利用のあり方」では、有料化への変更にあたっては、「利用者のみならず広く区民に周知し、合意を図っていく」とあります。

 しかし、現時点で利用者・区民の方の有料化に対する認知度は低いと言わざるを得ません。合意が図られているとは言えないのではないでしょうか。

 実際に利用者・区民の方と話をすると、「知らなかった」「突然有料化だなんてひどい」といった反応が返ってきます。また、一般区民1ヶ月1500円、学生区民1ヶ月1000円、区民以外1ヶ月2000円という利用料金に対しても「学生からもお金を取るなんて困る」「家族がたくさんいるので負担が大変」「地下駐輪場も野ざらしの駐輪場も一律料金はおかしい」などの様々な声が聞かれます。他にも、「有料化されれば、スーパー前などに停めていく人が増えるだろう」「駐輪場に停める人が減り、街にはますます放置自転車が増えるに違いない」「エコな乗り物としていつでもどこでも駐輪できるよう駐輪場を増やし、中央区を自転車天国にしてほしい」など、利用者・区民の方は様々な意見を持っています。

 その背景には、区立の駐輪場の整備が遅れていることがあげられると考えます。また駐輪施設の登録がいっぱいになった場合、新規での申し込みが不可能になります。新たな放置自転車を生み出しかねません。

 自転車利用者はもとより幅広い区民の方々の参加で、自転車マナーや駐輪場整備、サイクルシェア促進やモビリティ・マネジメントの徹底、パーク・アンド・ウォークの構築など様々な課題について意見を聞き取り、自転車の総合的な施策を推進していくことが求められます。

 議員提出議案第1号「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」は、合意を得られていない駐輪場の有料化・放置自転車の撤去料徴収の2015年4月1日実施を中止するため、この議案を提案します。


2015年3月2日月曜日

3/2 これ以上の再開発はSTOPを

 今日、環境建設委員会が開かれ、委員会に付託された議案について審議がされました。

 ・議案第20号 「中央区まちづくり基本条例の一部を改正する条例」
 ・議案第21号 「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」
 ・議案第27号 「特別区道の路線の廃止について」

 また、4月からの区立駐輪場有料化を中止させるために私たち日本共産党区議団が提出した議案も、併せて審議されました。

 ・議員提出議案第1号 「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」

 日本橋室町3丁目の再開発に関わる議案第21号と、湊2丁目の再開発に関わる議案第27号に、日本共産党区議団は反対し、委員である私が反対意見を述べました。

 反対意見は、区議団HPよりご覧いただけます。
 http://www.jcpchuo-kugidan.jp/

 駐輪場有料化中止のための議員提出議案1号は、日本共産党以外の会派から賛同を得られず、残念ながら否決されました。

 詳細は後日お伝えします。