2016年11月30日水曜日

11/30 区議会第四回定例会 終わりました

 区議会第四回定例会で審議された議案は下記の12件で、日本共産党区議団は内4件に反対しました。

反対 ・議案第70号 中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 【福祉保健委員会に付託】
賛成 ・議案第71号 中央区特別区税条例等の一部を改正する条例 【企画総務委員会に付託】
反対 ・議案第72号 中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例 【区民文教委員会に付託】
反対 ・議案第73号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例 【環境建設委員会に付託】
反対 ・議案第74号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例 【環境建設委員会に付託】
賛成 ・議案第75号 中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 【企画総務委員会に付託】
賛成 ・議案第76号 指定管理者の指定について(区立日本橋公会堂) 【区民文教委員会に付託】
賛成 ・議案第77号 指定管理者の指定について(区立区民健康村) 【区民文教委員会に付託】
賛成 ・議案第78号 指定管理者の指定について(区立温浴プラザ) 【環境建設委員会に付託】 
賛成 ・議案第79号 指定管理者の指定について(区立敬老館) 【福祉保健委員会に付託】
賛成 ・議案第80号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 【企画総務委員会に付託】
賛成 ・議案第81号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 【企画総務委員会に付託】

 反対意見全文は、区議団HPよりご覧いただけます。
 http://www.jcpchuo-kugidan.jp/

2016年11月28日月曜日

11/28 企画総務委員会 4議案に賛成しました

 本日開かれた企画総務委員会では、下記の4件の議案が審議されました。

・議案第71号 中央区特別区税条例等の一部を改正する条例
・議案第75号 中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
・議案第80号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
・議案第81号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 私は、「議案第71号 中央区特別区税条例等の一部を改正する条例」について質問しました。

 この議案は、地方税法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、特別区民税の医療費控除に係る特例等を定めるほか、特別区民税の賦課額の変更等に係る延滞金の計算期間の変更、特例適用利子等に係る特別区民税の課税の特例を定めること、三輪以上の軽自動車税の税率に係る特例の適用期限の一年延長など、規定を整備するもので、4つの内容から成っています。

 三輪以上の軽自動車の税率に係る特例とは、15年度に暫定的制度として導入された軽自動車税の燃費基準達成度等にもとづく軽自動車税の軽課措置「グリーン化特例」を1年延長し、16年度に購入した軽自動車も対象にするというものです。

 排出ガス性能及び燃費性能に優れた自動車に対して、それらの機能に応じ、自動車税・軽自動車税を軽課するとともに、新車新規登録から一定年数を経過した自動車に対しては、自動車税・軽自動車税を重課しますが、13年を経過した軽自動車は概ね20%重課されるなど、軽自動車の税負担割合が、軽自動車以外の自動車に比べ高くなっています

 また、今後、消費税10%への引き上げ時に併せて導入予定の「環境性能割」でも、軽自動車は増税の影響を受ける範囲が広くなり、2015年度に既に行われた軽自動車税の税率の改定でも、2015年4月以降に購入された新車は1.5倍になる増税が実施されています。

 軽自動車にかかる課税全般を高める傾向の背景には、日本固有の規格である軽自動車を、アメリカが「米国製自動車参入の非関税障壁だ」と攻撃してきたことがあり、このアメリカの主張に応えるものと指摘されています。

 庶民の足として、また中小企業の方たちにとっても大事な役割を担う軽自動車の税負担割合を強めることは、税の公平性をゆがめるものであり問題ですが、この議案に係る「グリーン化減税」自体は、環境に配慮した自動車を普及促進させるという評価できる側面もあるため、賛成しました。

・医療費控除にかかる特例は、購入した要指導医薬品及び一般用医薬品から転用された、いわゆるスイッチOTC薬を、特定健康検診や定期健診、予防接種などの適用要件を満たして購入した際に、年間10万円を限度に1万2000円を超える額を所得控除できるようにするものです。

 これには、医療保険適用の医薬品の利用を減らし、一般薬品への代替を進めるという目的があり、本来、病院に行くべきなのに、一般試薬品で済ませてしまうことへ誘導するという問題があります。厚労省もこの制度創設の目的を「医療費の適正化につながる」と説明しており、医療費を削減していこうという国の方針自体は問題です。

 しかし、一般薬品も控除対象となること自体は、区民にとってメリットとなる部分もあるため、賛成をしました。

 質疑全体は中央区議会HPに後日掲載されます。ご確認ください。 

2016年11月27日日曜日

11/27 カストロ氏 死去

 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去をうけて、志位委員長がコメントを発表しました。

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 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去の報に接し、深い悲しみを抱いています。ご遺族とキューバ政府・国民のみなさんに、心からの哀悼の意を表します。

 カストロ前議長は、バティスタ独裁政権を打倒したキューバ革命を成功に導き、米国による不当な経済封鎖に抗して、医療や教育を重視したキューバの新しい国づくりに大きな貢献をしてきました。また、国連憲章にもとづく平和秩序と民主的な国際経済秩序を求める非同盟運動の発展のために、大きな足跡を残してきました。

 2010年、地域の33のすべての国が参加して中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)が設立され、かつて「米国の裏庭」とされてきたこの地域は、米国から自立した平和の地域共同体へと大きく変わりました。この歴史的変化をかちとるうえで、独立と民族自決権を断固として掲げつづけたキューバが、かけがえのない役割を発揮したことは、疑いのないことです。

 カストロ前議長が刻んだ歴史的足跡を想起しつつ、キューバの国づくりが成功をおさめることを心から願うものです。

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 私(奥村)は、2000年にキューバを旅行しました。1カ月間、東西に長い島の端から端まで巡ったなかで、カストロ氏のモニュメントや記念館をひとつも見かけることはありませんでした。

 中国や旧ソ連のいわゆる社会主義国の権力者のように崇められることを望まないカストロ氏のことを、明るく人なつこいキューバの人たちは「エル・コマンドール(司令官)」とし親しみを込めて呼んでいました。

 どの町でも、サルサの音楽が流れ、楽器を演奏する人、踊る人がいたるところにいました。

 週末には、公民館のようなホールやあるいは屋外で老若男女が集まり、賑やかにダンスパーティーを開いていました。私もその輪に加わって踊りました。

 人口比で最も多くの医師を抱えるキューバは、世界中に医師を派遣し、平和外交を実践しています。

 教育水準も、ラテンアメリカ諸国では突出して高く、識字率は世界179の国と地域の中で、第1位です(ウィキペディア「識字率による国順リスト」)。

 強靱な精神力と体力を誇り、1回の演説で5時間、6時間と話し続けることもめずらしくなかったカストロ氏。「常に勝利を目指して」、社会正義を貫く情熱あふれる指導者でした。

 偉大な英雄、カストロ氏の遺志が継がれ、キューバが真に豊かな国となることを、心から願います。

2016年11月24日木曜日

11/24 加藤議員の質問

  本日、日本共産党区議団を代表して、加藤ひろし議員が一般質問を行いました。

    【質問項目】

1.安倍政権が進める自衛隊の海外派兵について

2.核兵器禁止条約について

3.豊洲市場の土壌汚染と築地での「再整備」について

4.「給付型奨学金制度」について

5.介護保険・国民健康保険・後期高齢者医療保険制度について
 
 6.「勝どき・豊海地区まちづくり」について

 南スーダンに派兵される自衛隊員に新たに付与された新任務「駆け付け警護」について、加藤議員「殺し殺される状況に入り込むことでは」と、区長の見解を求めたところ、区長は「任務遂行が困難なときは、躊躇なく撤収するので、問題はない」旨の答弁で、自衛隊員の命が失われる可能性に対する危機感を持っていないということが分かりました。

 また、安保法制=戦争法についても、「憲法解釈の範囲内」と、従来通りの答弁を繰り返し、憲法違反という認識を持っていない点は、依然変わりませんでした。

 足立区で2017年度から実施予定で、荒川区などでも検討が進んでいる返済不要の「給付型奨学金制度」創設の提案について、区長は、「奨学金は給付型が基本だ」との考えを示しながらも、「国や都、その他の自治体の状況も見ながら対応を検討していく」と述べるにとどまりました。

 「勝どき・豊海地区まちづくり」に関しては、急激な人口増により、交通環境の悪化や災害時の困難を増幅させるとして、再開発計画の見直しを求めたことに対し、「個別建て替えは困難」とし、今後も再開発は計画通りすすめていく旨の答弁でした。

 質疑全体は、後日、区議会HP上に動画で掲載されます。ぜひ、ご覧ください。

2016年11月23日水曜日

11/23 区立住宅 入居募集のお知らせ

 11月21日~12月2日まで、区立住宅、区立高齢者住宅の入居募集が始まっています。

 ・晴海ガーデンコート 3戸
 ・晴海アーバンプラザ 1戸
 ・高齢者住宅晴海ガーデンコート 1戸

  詳細は「申込みのしおり」に記載されています。

  配布場所は、区役所都市整備部住宅課(5階)、日本橋特別出張所、月島特別出張所の3カ所です(日曜日は区役所1階ロビーにて配布します)。

  お早めにお申し込みください。

  区立高齢者住宅は、1戸につき概ね30倍と高倍率になっています。高齢者が所得金額に応じた使用料(家賃)で入居できる高齢者住宅は、慢性的に不足しています。

 家賃が高い中央区で、高齢者が安心して住まえる区立高齢者住宅を増やすため、日本共産党区議団はこれからもがんばります。

2016年11月22日火曜日

11/22 一般質問のお知らせ

 今日から、区議会第4回定例会が始まります。
 
 一般質問では、日本共産党区議団を代表して、加藤ひろし議員が質問します。

 11月24日(木)、午後3時半頃~。

 ぜひ、傍聴をご希望の方は、傍聴券をお渡ししますので、区役所9階の区議団控え室に事前にお越しください。

 たくさんの方の傍聴をお待ちしています。

2016年11月21日月曜日

11/21 大成功! 「サロン・ド・憲法」

 昨日、開催された 「サロン・ド・憲法 Fish &Wine」には、大人、子ども合わせて約50人の参加で、無事終了しました。

 ソムリエの方からレクチャーを受けながら、赤白3種のワインをたっぷりテイスティング。料理との相性や、スパイス、ソースなどによって味が変化していく料理とワインの相性を楽しみました。

 お魚解体ショーでさばいたブリのお刺身や、スタッフそれぞれ持ち寄った料理も、「どれもおいしい」「お腹いっぱい」と大好評でした。

 ワークショップは、紙に「自分が幸せだと思うこと」を各自書き出して発表。事前に渡された憲法ブックを見ながら、「その幸せは、憲法何条によって保障されているか」、考えるというもの。

 「12条かな?」「19条にもかかわるよね?」「やっぱり9条が基本じゃない?」

 久しぶりに憲法をあらためて読んだ、という方も多く、「もっと自分のこととして考えていきたい」など感想が寄せられました。

 娘たちの保育園のママ友たちも参加してくれ、「楽しかった」と言ってもらえてほっとしました。

 元・保育士の方々による託児サービスもあったので、子どもを気にせず楽しめる点もよかったようです。

 このイベントは、5月のピクニックイベントに次ぐ第2弾でした。次回、第3弾も、何か楽しいイベントを企画します。お楽しみに。
 

2016年11月19日土曜日

11/19 ママの会 イベントお知らせ

 「安保法制に反対するママの会@中央区&江東区」主催で、「サロン・ド・憲法 Fish & Wine」というイベントを、明日開催します。

 ・銀座の料理人による築地のお魚解体ショ-
 ・ソムリエによるワインテイスティング
 ・しるしる憲法ワークショップ

 食事とワインを楽しみながら、憲法やTPP、築地市場移転問題、政治...幅広いテーマで語り合いましょう。

 託児サービスもあります。ご家族でぜひご参加を。

 参加費は一人2000円(子どもは無料)です。

 豊海町「ブルーバードカフェ」にて、午前11:00~午後2:00頃まで。

 詳細はフェイスブックで検索を。イベントカレンダーより申込みできます。直前申込みもOKです。

 FB:「安保法制に反対するママの会@中央区」

 ブルーバードカフェ:http://urbankitchen.jp/

2016年11月10日木曜日

11/10 奥村レポートNo.73 できました

 奥村あきこレポート73号ができました。

 表面は、2015年度決算に反対した理由について紹介。

 裏面では、11月3日に開催した「豊洲市場移転問題を考える集い」について。

 集いは、日本共産党都議会議員・かち佳代子さんが、移転問題の経緯をパネルなどをつかって説明。質問・要望コーナーでも、途切れることなく会場から手があがりました。

 日本共産党への励まし、石原氏を徹底して追求してほしいという声、市場で働く人たちの要求、ずさんな東京都の土壌汚染対策への怒りの声などがあげられ、白熱した集いとなりました。

 市場関係者やまちの方々など、100人を超える参加者で立ち見もでる大盛況でした。