2016年12月20日火曜日

12/20 ゾエさんと語ろう!

 12月23日、築地社会教育会館で、午後1時半より、「山添拓と一緒に現在と未来を語るつどい」が開かれます。

 弁護士でもある日本共産党参議院議員・山添拓さんと一緒に、若い世代が将来に夢と希望をもてる社会にしていこうと、しゃべって、聞いて、考えるつどいです。

 みなさんの意見や労働実態を国会論戦にも活かしていきます。

 どなたでもご参加いただけますが、特に若い現役世代や学生の方、大歓迎です。

 参加費は無料です。ぜひご参加ください。

 

2016年12月18日日曜日

12/18 カジノは刑法が禁止する犯罪なのに

 衆院本会議で15日未明、刑法が禁じる賭博を合法化するカジノ解禁推進法が、自民党、維新の会と公明党の一部の賛成多数で可決・成立しました。日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党は反対しました。
 
法案を推進法と実施法の2段階に分ける手法がとられたために、国会がカジノ解禁の是非についてまともに議論できていない中での強行採決です。
 
法案提出者の小沢鋭仁衆院議員(維新)「この法案が成立してもカジノ解禁にはならない。法施行後1年を目途に政府の責任で決める実施法の段階で、国民的議論がもう一度なされるのだから、ぜひ成立させてほしい」(2日の衆院内閣委員会)と言いますが、カジノの害悪を抑止するためにどんな規制策がとられるのかという問題と切り離して、カジノ解禁の是非を判断できるはずがありません。
 
この2段階論を盾にとって、ギャンブル依存症対策などの必要性は認めながら、その具体的な民営賭博拡大の歯止めは何も示さず、菅義偉官房長官も「議員立法なので国会での審議のゆくえを見守りたい」と述べるだけです。
 
カジノの収益の一部を依存症対策にあてるというが、これは麻薬を解禁し、麻薬販売業者から納付金を集めて依存症対策をとると言っているようなもので、まさに「マッチ・ポンプ」です。
 
一番の依存症対策は「カジノを解禁しないこと」です。

2016年12月16日金曜日

12/16 オスプレイは撤退を

  米軍は1990年代から沖縄へのオスプレイ配備を計画。しかし、墜落・乗組員死亡など重大事故(表)が相次ぎ、県民にも懸念が広がったため、日本政府は配備計画があることをひた隠しにしてきました。

  配備直前の2012年9月、日米両政府はオスプレイの「安全性」に関する日米合意をかわしました。その中には、
 (1)人口密集地域上空を避ける
 (2)夜間訓練飛行を制限する

 などが盛り込まれていました。これらはいずれも「できる限り」、「運用上必要な場合を除く」といった「抜け穴」だらけです。実際、沖縄ではオスプレイ配備以降、夜10時以降の夜間訓練が急増しました。

 
 ところが日本政府はこれまで「日米合意は順守されている」として、無法な訓練を規制することなく野放しにし続けてきました。その結果が、夜遅く発生した今回の事故です。

 オスプレイが墜落した名護市安部(あぶ)は、辺野古新基地が建設された場合、オスプレイの場周経路となります。安部の住民は騒音と事故の恐怖にさらされることがあらためて示されました。
 「安全」神話を振りまき、沖縄県民を二重三重に欺いてきた安倍政権の責任は重大です。

  今回の事故は沖縄県だけでなく、日本全国の問題です。日米両政府は50機を超えるオスプレイを配備し、日本全土を訓練・出撃拠点にしようとしているからです。

  「沖縄の負担軽減」どころか、本土と沖縄の一体的な基地強化であり、その中で今回の墜落事故が発生したのです。沖縄からも、そして日本全土からもオスプレイの撤退が求められます。

2016年12月15日木曜日

12/15 起こるべくして起きた オスプレイ墜落

 

オスプレイ・クラスA事故

■MV22

1991年 6月11日 試作機が離陸時に制御不能になり、転覆・墜落
  92年 7月20日 着陸直前に右エンジンから出火、基地近くの川に転落(7人死亡)
2000年 4月 8日 着陸のため降下中、コントロールを失って墜落(19人死亡)
  00年12月11日 機器の不具合により機体が操縦不能になり、墜落(4人死亡)
            ~開発中止、07年から実戦配備~
  07年11月 6日 飛行中にエンジンから出火、緊急着陸
  11年 7月 7日 アフガニスタンで離陸中、後方ドアが開いて兵士が落下(1人死亡)
  12年 4月11日 アフリカ・モロッコで離陸直後、旋回中に追い風を受けて墜落(2人死亡)
  13年 6月21日 訓練で着陸時に地表が燃えて胴体に引火、機体炎上
      8月26日 訓練中に着陸失敗、機体が炎上
  14年 5月19日 訓練中に後方ドアが開いて兵士が落下(1人死亡)
      6月27日 沖縄・普天間基地で落雷による破損
  15年 5月17日 ハワイで訓練中に砂嵐で失速、機体が大破・炎上(2人死亡)
     12月 8日 太平洋上で揚陸艦への着艦失敗
  16年10月26日 試験飛行中に基地への着陸失敗、先端部が破損

■CV22

09年 3月 2日 訓練で離陸直後、圧縮機失速、左エンジン故障で緊急着陸
  10年 4月 9日 アフガニスタンで着陸失敗、横転。エンジン出力が低下?(4人死亡)
  11年10月11日 アフガニスタンで離陸直後に衝突回避で急ブレーキ、右ローターが破損
  12年 6月13日 編隊飛行中、先行機の後方乱気流に巻き込まれて後方機が墜落
※「クラスA」事故 損害額が200万ドル以上、死者発生、乗組員の全身に障害が残る場合など
※米海兵隊、空軍の公表資料を基に作成

 13日夜、沖縄県名護市の民家に近い浅瀬に米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ(沖縄・普天間基地所属)が墜落しましたが、開発段階から重大事故が相次いでいました。上記はその事故一覧です。

 沖縄県民あげて配備撤回を求めたにもかかわらず、配備を強行した日米両政府の責任は重大です。オスプレイ配備は撤回を!


 

2016年12月14日水曜日

12/14 区議団ニュース12月号 できました

 区議団ニュース12月号ができました。

 ・第4回定例会での加藤議員の一般質問
 ・採択された意見書
 ・反対した議案
 ・築地市場の豊洲への移転問題

 ぜひお読みください。しんぶん折り込み、全戸配布ほか、各議員の事務所や日本共産党中央地区委員会( 〒 104-0042  中央区入船3-4-2  電話: 03-3551-6820 )でも取り扱っています。

 

2016年12月8日木曜日

12/8 企画総務委員会で質問

 今日、企画総務委員会が開かれ、質問しました。理事者側からの報告事項は下記の2件。
  1. 平成28年度「中央区行政評価」
  2. 熊本市への区職員の派遣について
「中央区行政評価」の中から、男女共同参画の取組について質問しました。

 
 中央区立女性センター「ブーケ21」の認知度は、平成23年度53.2%に対して27年度は41.%と下がってきていて、29年度の目標値65%には、このままでは到達しそうもありません。

「中央区政世論調査」(平成28年5月実施)でも、「ブーケ21の認知度」は、「知らない」55.1%、「知っているし、利用している」3.3%となっており、平成25年からの過年度比較を見ても、数値はほぼ同じで変化はなく、認知度の年齢別、性別の調査では、「知っている」女性は60代、70代で7割、一方「知らない」は男女ともに1829歳で8割となっています。
 
また、ブーケ21に登録している女性団体は、高齢化がすすみ、若い人にどう活動を継承していくかということも課題となっています。
 
認知度を高めるための工夫、若い仲間づくりをすすめるために、育児中の保護者社会参加応援事業「ほっと一息わたしの時間」の参加者などへの登録団体の活動を積極的に紹介するなど、区のサポートを求めました。
 
利用料(登録団体は一般の3割)が以前のように無料となれば、今、活動している団体の財政負担も軽くなり、仲間づくりがしやすくなる、という活動している団体の声も紹介しました。
 
他に、ワークライフバランス推進認定企業(計23社)の拡充についても質問。
 
 中小企業で従業員に、育児休業をとらせた企業に対して、助成金を出す「中小企業従業員育児休業助成事業」や、育児休業取得中の従業員に、賃金を支払った中小企業に対して、助成金を支給。事業者に対して、支給した賃金総額の3分の2まで、限度額20万円を助成するなど、千代田区や港区ですすんでいる取組を紹介し、 ワークライフバランス推進企業をさらに増やすための取組も定案しました。
 
 議題として、今、衆院を通り、参院で審議入りした、日本で初めて民営賭博を合法化する「カジノ法案」について、区長の見解を求めたところ、区長は「私は賛成できませんね」と良識的な答弁が返ってきました。
 
 
2014年2月18日の中央区議会の全員協議会で「築地市場跡地にIR(カジノを含む統合型リゾート) を」と提案している森記念財団の伊藤滋氏が「たたかう東京」と題して講演したことや、ラスベガス最大のカジノ運営企業である米MGMリゾーツ・インターナショナルの最高経営責任者のジェームス・ミューレン氏が2014年に築地市場を訪れ「カジノ建設候補地の1つとして検討している」と述べたこともあります。
カジノはもともと賭博であり、刑法が禁止する犯罪です。日本には厚労省発表で536万人いると言われているギャンブル依存症の拡大にとどまらず、多重債務、失業、自殺、犯罪の誘発、暴力団関与、マネーロンダリング(不正な資金洗浄)、周辺地域の治安悪化、青少年への悪影響などをもたらします。
 
カジノを推進する立場になど立たないよう、区長に求め、質問を終えました。
 

 

2016年12月3日土曜日

12/3 採択された意見書

 11月30日に閉会した区議会第4回定例会では、党区議団提案の2つの意見書が、全会派一致で採択されました。
 
 1つは「私学振興に関する意見書」です。

 少子化の影響等により経営が厳しくなっている私立学校に対し、現行の国の補助制度をまもり、経営の健全性を高めるとともに、保護者の経済的な負担を軽減をはかることを求めるものです。

 耐震化や省エネルギー設備導入などに対する補助のほか、私立高等学校等就学支援金制度の拡充、私立専修学校への新たな助成制度などを求める内容です。

 もう1つは、「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書」で、障害者の自立や社会参加のためには、公共交通機関等の移動手段の確保が必要不可欠にもかかわらず、運賃割引制度の多くは身体障害者及び知的障害者が対象であるため、精神障害者も対象とするよう求める内容です。

 党区議団は「東日本大震災自主避難者への支援拡充を求める意見書」も提案しました。住宅の無償提供の延長を求める内容ですが、一致せず、見送りとなりました。

2016年12月2日金曜日

12/2 奥村あきこレポートNo.74 できました

 奥村あきこレポート74号ができました。

 ・加藤ひろし議員の一般質問
 ・自民党「年金カット法案 Q&A」を斬る!

 ぜひお読みください。