2017年11月27日月曜日

11/26 国の予算は武器購入より福祉・教育へ(一般質問)

 11月24日のおぐり智恵子議員による一般質問では、国の軍事費増大が社会保障を圧迫している実態も指摘し、区長の見解を求めました。

 11月6日の日米首脳会談で、トランプ大統領は「日本がさまざまな防衛装備をアメリカから購入することになる」と発言して、ステルス戦闘機F35などの「装備を購入すべき」だと堂々と武器のセールスを展開。安倍首相は高額兵器の大量購入を進めると応じました。


 おぐり議員は本会議で、こうした武器購入費を社会保障にふりむけたら、オスプレイ3機分で全国の待機児を解消できる(図参照)ことを示し、国の予算は、武器購入のためよりもっと社会保障や教育に回すべきだとして、区長の見解を問いました。

 区長は「自衛措置に要する防衛装備や国の予算のあり方などは、国会で十分な審議が行われ、国の責任において適切に対応されるべきと考える」と答弁。予算の使い方の見直しを求める姿勢はありませんでした。

2017年11月25日土曜日

11/25 地方自治の立場で 福祉の増進を

 11月24日の区議会第4回定例会で、日本共産党・おぐり智恵子議員は、大規模開発優先の区政を転換を求めました。

 今年は日本国憲法の施行、そして、地方自治法の制定・施行から70年目の年に当たります。

 戦前には「地方自治」という既定はありませんでした。都道府県や市町村は戦前からありましたが、それは国の統治のための地方制度であり、戦争体制を支えた国家統制機構でした。

 戦後、侵略戦争への深い反省の元に日本国憲法が定められ、憲法に基づく地方自治法には、地方公共団体の役割として、「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を担うものとする」と明記されています。
 法律制定70周年の今日、地方自治が豊かに発展し定着してきたといえるでしょうか。沖縄県辺野古の基地建設のように、国が地方にとって決定的なことを勝手に決め、それを地方に押しつけるやり方が強まっています。
 財政の問題では「地方創生」の大義名分のもと、14年度に地方税である法人住民税の一部が国税化され、中央区で13億円のマイナス影響がでています。
 まちづくりでは、国策である東京一極集中政策、国家戦略特区などによる大規模開発が区内31も進行中です。
 おぐり議員が、国の政策に従って大規模開発を優先させるのでなく、地方自治の立場で福祉のまちづくりを進めるよう求めたところ、答弁に立った吉田副区長は、国に従ってやっているのではなく、区が率先して再開発を進めていることを強弁。

 オフィスも住宅もすでに供給オーバーになっていることを認めながら、これからも大型開発を進めていく姿勢を示しました。

 おぐり議員は、区が今後人口を抑制していくとする一方で大企業が主人公の再開発を進めるのは問題だと指摘し、10年、20年後を見据えた区政運営を求めました。

 

2017年11月23日木曜日

11/23 小栗議員の一般質問

 明11月24日、日本共産党区議団を代表して、小栗ちえこ議員が一般質問を行います。

 17時半頃からの予定です。

 傍聴ご希望の方は傍聴券をお渡ししますので、、当日、区役所9階の共産党控室にお越しください。

 

2017年11月22日水曜日

11/22 第4回定例会がはじまりました

 今日から、区議会第4回定例会がはじまりました。

 会期は11月22日(水)~12月6日(水)の予定です。

 区長提出の議案は以下の通り。

 企画総務委員会、区民文教委員会、福祉保健委員会、環境建設委員会にそれぞれ付託され審議されます。

 企画総務委員会(補正予算)・・・11月28日(火)、10:30~
 企画総務委員会(付託議案)・・・11月29日(水)、13:30~
 福祉保健委員会(付託議案)・・・12月1日(金)、13:30~
 環境建設委員会(付託議案)・・・同上
 区民文教委員会(付託議案)・・・12月4日(月)、13:30~

 
区長提出議案一覧
第58号平成29年度中央区一般会計補正予算
 
第59号公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 
第60号中央区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
第61号中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第62号普通財産の無償貸付けについて
第63号指定管理者の指定について(区立区民館 京橋地域)
 
第64号指定管理者の指定について(区立区民館 日本橋地域)
 
第65号指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)
第66号指定管理者の指定について(区立伊豆高原荘)
 
第67号指定管理者の指定について(区立産業会館)
第68号指定管理者の指定について(区立十思保育園)
第69号指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)
第70号平成29年度中央区一般会計補正予算
 
第71号朝潮運河護岸上部修景工事(月島二丁目)請負契約の一部変更について

 

2017年11月20日月曜日

11/20 入学準備金「前倒し支給」 実現へ

 経済的に苦しい家庭の児童・生徒が、安心して小中学校に通うための支援として就学援助制度があり、入学のための「入学準備金」も支給されています。

中央区ではその支給時期が入学後の6月頃で、使い勝手の悪いものとなっています。他区では実際に必要となる入学前に「前倒し支給」することが広がるなか、中央区は未実施なため、党区議団は早期実施を求め、議会で繰り返し質問してきました。
 
  区はこれまで支給システムの調整が必要なことなどを理由に拒んできましたが、今日、開催された「子ども子育て・高齢者対策特別委員会」で確認したところ、来年度秋ぐらいに新しいシステムの構築を行い、再来年度入学の方に間に合わせるよう、来年度中には通知を発送する意向を示しました。

 党区議団の要求が実ることになり、うれしい限りです。

2017年11月18日土曜日

11/18 第87回 築地宣伝

 毎月第三土曜日に築地4丁目交差点で行っている「築地市場移転反対。現在地再整備を求める署名&宣伝行動」も、今回で87回目となりました。

 今日は、斎藤まりこ都議会議員(足立区選出)が参加してくれ、署名は約70筆集まりました。

 来年10月の豊洲移転が計画されている築地市場ですが、江東区の山崎区長が、東京都との約束が一つも履行されていないことなどを理由に、市場の受け入れは困難、とする声明を、11月6日付けで発表するなど、相変わらず問題続きです。

 豊洲への移転の期日を最終合意することを目的に11月10日に開かれる予定だった「新市場建設協議会」は急遽、延期となりました。

 豊洲新市場の汚染土壌対策の追加工事も、全9件中、いまだ2件しか落札されておらず、入札不調が続いています。

 こんな状態で、来年7月までに追加工事を終了させて、都知事が安全宣言をし、農水相が認可し、10月に移転するなどということが、現実的にできるとは思えません。

 食の安全・安心をまもり、世界の築地ブランドをこれからも築地から発信するため、がんばります。

 

2017年11月5日日曜日

11/5 区議団ニュース 11月号

 区議団ニュース11月号ができました。

 1面・・・加藤博司議員の一般質問
      学栄ナーサリー運営の保育園開設問題

 2面・・・2016年度決算委員会の報告
      勝どき東地区市街地再開発事業に伴う区道廃止

 区議団ニュースは街頭宣伝時にお配りしたり、一部地域では全戸配布もしています。

 各議員の事務所や区議団控え室(区役所本庁舎9階)にもストックがあります。

 ぜひご覧ください。