2017年9月29日金曜日

9/28 予算要望書を提出

 全500項目を超える「2018年度中央区予算編成に関する予算要望書」を区長に提出し、区長、両副区長らと懇談しました。

 新たに加えた項目のいくつかは下記の通り(一部のみ掲載)。

ヘイトスピーチ及びヘイトデモが行われることが予測される場合には「正当な理由があると認められた場合、公園など公共施設の利用を拒むことができる」とした法務省の「参考情報」を生かし、公共施設の使用を認めないなど、法の趣旨を捉え積極的に対応すること

マイナンバーカードの取得は任意であることを徹底し、窓口等でマイナンバーの記載を拒否した場合にも不利益が生じないようにすること。

指定管理者を対象とした「労働環境調査」を拡充・継続し、労働環境向上に努めること。

団員の報酬や費用弁償を大幅に引き上げ、団員の処遇改善するため、東京都に求めると同時に、区としても独自に支援を強化すること。

東京都に対し、特定緊急輸送道路沿いではない区内の木造住宅にも耐震化助成が適用されるよう、助成対象の拡大を強く要請すること。

超高層マンションについては、感震ブレーカー設置を義務づけするなど地震火災対策を抜本的に強化すること。 

 ★公衆浴場を貴重な観光資源及び福祉的役割を果たす施設として位置づけ、維持・拡充に努めること。

高齢者の社会参加の促進に大切な役割を発揮しているシルバーパス(所得が125万円以下の方は1,000円、125万円を超えると、2万510円)は、低所得者のパスの無料化を都に求めること。

厚労省の保育指針改定により、「乳幼児の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」に子どもに当てはめ評価するような画一的な保育を行うことは止めること。指針に盛り込まれた「国旗・国歌に親しむ」を子どもに強制するような「国民主権」に反する保育を現場に持ち込まないこと。

区内の全保育施設にAEDを配備すること。

★木造建築および、リフォーム・リノベーションにおける様々な最新の手法を研究し、中低層のまちづくりにいかすこと。

★「スポンジ化」対策として、生活困窮者の居住支援の観点から空き家の活用をはかれるようにすること。

LGBT(性的マイノリティー)への差別解消策を策定し、周知をはかること。

  懇談では、国に対し、核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶の先頭に立つよう求めることを区長に訴え、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ署名)の署名用紙を手渡すと、区長は受け取ったものの、署名には応じませんでした。