
原発事故は、「地震や津波の被害が想定を超えたから」という自然災害ではありません。「原発で事故は起こらない」という安全神話にとりつかれ、地震や津波の備えを怠ってきたことによる人災です。
日本共産党は「原発の危険」を35年前から国会で取り上げてきました。「チリ地震クラスの津波がくれば、冷却設備がこわれて重大な事故になる危険性がある」とくり返し警告してきました。
共産党の吉井英勝衆院議員(京都大学工学部原子核工学科卒)も、国会で繰り返し地震や津波についての質問してきました。
2006年には、津波による5メートルの引き波が発生した場合、日本の原発の約8割にあたる43基の原発で、冷却水が一時的に海から取水できなくなり、炉心融解のおそれがあることを、指摘していましたが、具体的な対策は取られないままでした。
今、この吉井議員の質問が注目されメディアで度々紹介されています。私も、「ニコニコ動画」や「朝日新聞」「週間朝日」「女性自身」などの記事を読みました。
「原発プラントの危険性を提起した国会議員」と米経済紙ウォールストリート・ジャーナルや、「国会議員ではただ一人の原子力専門家」と雑誌AERAなどでも紹介されています。
吉井議員の質問はネットでも見られます。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-02/2006030201_01_0.html
http://npn.co.jp/article/detail/71875799/
http://www.j-cast.com/2011/04/04092153.html
当時の政府、そして東電が、吉井議員の指摘に真摯に耳を傾け、対策を講じていれば...。ここまでの被害は防げたはずです。