2014年7月10日木曜日

7/10 低所得でも住み続けられる住宅を(環境建設委員会)

 昨日、7月9日、環境建設委員会が開かれ質問しました。

 6月23日に行った私の一般質問に対しての区答弁を受けて、さらに聞きたいこと、確認したいことを中心に質問した内容を要約してご紹介します。

Q.つくだ保育園前の歩道の安全性調査はいつになるのか。
A.既に区職員が現場を確認。都道なので関係機関と話し合って対策講じる。

Q.銀座1丁目駅だけでなく、日比谷線・水天宮駅から水天宮へ出るエレベーター設置の要望もある。多くの妊婦さんが利用する駅なので設置検討を。
A.ロイヤルパークホテル前へのエレベーターが既にあるので、水天宮の改築計画の中でも予定はない。
 
(住宅問題について)

Q.若年新婚世帯に対する区立住宅の応募倍率の優遇率は。
A.2倍となっている。
Q.区立住宅は年間所得の下限が約189万円、上限1440万円で、低所得の方は入居できないのが実態。
 一般質問答弁では「『高齢者住宅』や『ひとり親世帯住宅』などの区立住宅増設は、用地確保が困難」ということだが、新川児童館の約200㎡の跡地利用として、公共住宅整備は。
A.「本の森ちゅうおう」(仮称)建設延期の状況、桜川敬老館の移転などとも合わせ、総合的に判断し活用を決める。
Q.区立高齢者住宅は3住宅82戸、区立ひとり親世帯住宅は2住宅15戸あるが、どちらも応募倍率は約30倍で需要は高い。区民に求められる土地活用をするため、区民から要望聞き取りを。
 また、一般質問答弁で「『高齢者向け優良賃貸住宅』は現在2棟、今年度2棟整備で計4棟(計75戸)」ということだが、7月11日号の「区のお知らせ」に事業者募集の案内が掲載されているが、応募は通常どれ位あるのか。かなり応募がある中で区が選定するのか。
A.1、2の事業者で多くはない。
Q.「高齢者向け優良賃貸住宅」も応募倍率は約30倍と需要が高い。今後の整備促進のため、区側からの働きかけを強めることが必要。
A.今後、工夫していく。
Q.一般質問答弁では「『借り上げ住宅』の整備を図ってきた」ということだが、借り上げ住宅は中堅所得層のファミリー世帯などが対象で、所得基準は2人世帯で約424万円となっている。国民年金受給者やシングルマザーなどでは入居が困難だというのが実態。低所得の方のための「借り上げ住宅」整備が必要だと考えるが。
A.協力する事業者を見つけることは難しい。

 まだ質問したいことがありましたが、ここで時間切れとなってしまいました。残念です。

 この委員会質問のベースとなった区議会第二回定例会での質疑は、中央区議会HPより音声録音でお聞きいただけます。
 http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/shitsumon/h2602_teirei.html

 
 委員会質問は午前で終了し、午後は委員会視察へ。

 隅田川橋りょう(仮称)の工事現場、虎ノ門ヒルズを見学しました。