2015年2月10日火曜日

2/10 区長選 記者会見がありました

 今日は、午前11時より、4月の区議選と同時にたたかわれる区長選の候補者発表の記者会見がありました。

 「中央区革新区政をつくる会」から要請を受け、無所属として、田辺七郎さんが立候補を表明しました。日本共産党は田辺七郎さんを推薦します。

 前回2011年に続き、2度目の立候補となる田辺さんは、日本共産党以外は「オール与党」という区政のもとで、9期34年にわたり日本共産党区議会議員として活動してきた方です。

 田辺さんは記者会見の中で、今の中央区政の問題や、区民の声を受けとめる区政とするためどうすべきかについて語りました。

 「消費税増税、社会保障切り捨て、集団的自衛権行使容認の『閣議決定』、原発再稼働につきすすむなど、安倍内閣は国民の願いに背を向け、暮らしも平和も脅かしている。」

 「このような時こそ、中央区政は、安倍内閣の暴走に立ち向かい、住民の暮らしと福祉を守る『砦』とならなくてはいけない。」

 「7期28年間続いてきた矢田区政は、『人口の増加』が自慢だが、身秩序な大規模開発優先で、保育所、特養ホーム、学校教室などの社会基盤が追いつかない。銀座・日本橋などの商業地域でも、区道廃止を伴う大規模開発による大企業応援の区政がすすめられている。」

 「オリンピックをテコに大型開発がさらにすすめられているが、オリンピックが被災地も含めて国民に歓迎されるような『平和の祭典』となるよう力をつくすことが必要。また、都有地である晴海の選手村には、大会終了後、民間デベロッパーの利益に供する住宅建設だけでなく、都営住宅建設もすすめるべき。」

 「土壌汚染が深刻な豊洲は、先日発表された地下水モニタリング調査の結果を見ても、汚染されていることは確実で、生鮮食品を扱う市場には最も不適切。『移転反対、現在地再整備』の姿勢を貫き、中央区の地域経済を守るために力を尽くす。」

 など、立候補の決意を語りました。また、記者の方からの質問で「区長の多選をどう考えるか」という問には、「私は多選を否定はしない。多選批判による争点隠しはいかがなものか。矢田区政の何が問題点なのか、ということが大事」との見解を示しました。

 田辺七郎さんの政策については、後日あらためてご紹介します。


 ↑これは少し前の写真ですが、真ん中が田辺七郎さんです。