2019年3月24日日曜日

3/24 企業主導型保育 利益優先、質を軽視

 中央区では保育園待機児童問題が変わらず深刻です。

 「東京都保育ニーズ実態調査」では、公立認可保育所への入所希望が5割、私立認可が4割(複数回答)に上りました。

 保護者の願いは認可保育所の増設です。

 安倍政権が法改定までして導入した「企業主導型保育」ですが、企業主導型で保育士の一斉退職や突然の休園が相次ぐ背景に、インターネットで設立申請できる上に行政と事業者の面談が不要で、保育士の配置基準が認可施設の半分で良いなど、企業が簡単に設置し、もうけられる仕組みがあります。

 「企業主導型保育」に対する助成金は認可施設と同等ですが、企業主導型に公費助成するより、保護者が願っている認可施設に予算をつける方がはるかに有効なのではないでしょうか。

 今はなくなってしまった公立保育所整備の国の補助金を復活させるべきです。


 ↑佃リバーシティーから、墨田川越しに佃大橋方面を望む夕景。キレイです。