2010年9月23日木曜日

9/22 「中央区議会第3回定例会」 共産党代表質問

←質問にたつ共産党・まりこ勝彦区議

 「中央区議会第3回定例会」 共産党代表質問を傍聴しました。

 ★志村たかよし議員の質問

 1.核兵器廃絶について
 2.民主党政権の「新しい公共」論について
 3.保育制度を根本から考える「子ども・子育て新システム」について
 4.高齢者の「無縁社会」問題について
 5.ワーキングプア解消と雇用確保のための自治体の責務について
 6.中小企業支援・内需拡大を軸とした景気回復策について

 ★まりこ勝彦議員の質問

 1.重要文化財相当の明石小学校「保存・活用」を巡る問題について
 2.築地市場現在地再整備問題について

 「明石小改築問題」については、卒業生らで構成された「明石小を保存する会」に次いで、西村幸夫東京大学教授などが呼びかけ人となった「中央区立明石小学校を重要文化財にする有識者の会」、「中央区文化財保護審議会」による保存要望など、保存・活用の声がますます広がっています。共産党区議団も2回にわたり区長に「保存・活用」を求める要望書を提出しました。

 区は学校改築の検討を始めたのは平成18年からとしていますが、文化財価値についての議論や検討がないまま改築計画を進めたことが明らかになっています。

 区長は、日本建築学会による「重要文化財の評価が出されたのが遅い」とも述べています。日本建築学会は、「保存活用に関して、できる限りの協力をさせていただく」と表明しています。「明石小学校の保存を望む会」も具体的にいくつかのリノベーション(保存・活用)案を提案しています。

 こうした住民側からのリノベーション案を積極的に検討してみるべきだと思います。専門家の協力を得て、現代の建築技術をもってすれば、貴重な文化財を残しつつ、子どもの教育環境を整えることは十分に可能です。