2010年9月3日金曜日

9/3 「平和プラザ2011」 3月11~13開催決定


 「平和プラザ2011 平和をねがう中央区民の戦争展」実行委員会 第二回準備会に参加しました。12名が出席しました。

 第一回準備会として、8/15の終戦記念日に、みんなで靖国神社&遊就館に行ったので、その時の感想を発表し合いました。

・ 「ここが国立戦争博物館だと勘違いされるのが怖い。博物館学芸員など研究者は一人もいない。宗教団体の展示ホールに過ぎない」
・ 「日韓併合の背景について子供に誤った説明をしながら歩いていた親の姿が印象に」
・ 「整然と分かりやすく歴史が展示されており、ここだけを見たら、靖国史観の影響をかなり受けそう」
・「『満州事変は中国側の発砲で始まった』という展示説明にビックリ」

 遊就館は、「英霊と遺族」を慰めるための展示で、そのために「好都合な事実」のみをピックアップし、「不都合な事実」は隠蔽されています。
 明らかな嘘を語っているわけではなく、平頂山事件、731部隊、捕虜虐待など多くの戦争犯罪や、満州における棄民など、不都合な歴史的事実には向き合っていません。
 遊就館の展示を、真剣な眼差しで見ているたくさんの若者たちを見て、やるせない気持ちになってしましました。

 「平和プラザ2011」 開催日と会場が決定しました。
 3月11(金)~13(日)、中央区立月島社会教育会館4階ホールです。

「平和プラザ」の目的は
(1)地域の人びとの戦争の体験・事実を掘り起こし、受け継ぐ。「もう戦争はしない」の決意を新たにする。
(2)加害、抵抗、被害の3つの視点で近現代の戦争を見つめる。
(3)戦争も暴力もない世界を望む、広範な人びとの思いを響き合わせる場にする。

 私たち一人ひとりが楽しくて夢が実現できる運動にするため、目的に共感した個人や団体とゆるやかに結集して、従来の運動の枠を超えてつながりあうことを大事にしていきます。

 実行委員も募集しています。
「平和プラザ2011」第一回実行委員会が
10月13日(水曜)午後6:30~9:00、月島区民館で開かれます。
気軽にご参加ください。