2015年9月3日木曜日

9/3 区民文教委員会で質問しました

 今日、区民文教委員会が開かれました。区から報告された9件の報告事項の中から、以下の4件に対して質問しました。要旨を掲載します。

★資料1.区民施設等の指定管理者の評価結果について


 小さな子どもだけでなく、小学生、中学生の遊び場不足は深刻です。月島運動場の「遊び場開放(無料開放)」(現在毎週2回、8:30~15:00)を拡充し、就学児も遊べるようにすることを求めました。

★資料5.中央区勤労者サービス公社の運営状況について


 中央区は、都内でもっとも事業所数が多く、その内9割にあたる約4万社が、従業員300人以下の中小企業となっています。
 サービス公社は、会員の中小企業勤労者と事業主のため、福利事業を実施しており、7月17日現在会員は1,792事業所、9,656人となっています。
 会員の満足度を高め、また新規会員を増やすため、事業内容のさらなる充実とPR方法の検討を求めました。

★資料6.教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果について


 鎌倉市立の図書館司書が「学校が死ぬほどつらいこは図書館にいらっしゃい。1日いても誰も何も言わないよ」と8月26日にツイッターでつぶやき、13時間で4万回リツイートされたことが、朝日新聞で紹介されました。
 いじめや不登校の対策のひとつとして、図書館を居場所として活用していくことを提案しました。

★資料8.有馬小学校内事故に伴う訴訟の判決及び賠償金の支払いについて


 学校のトラブルで訴えられたり、賠償金を請求されたりする事態に備えた、教職員向けの共済・保険加入社が増えています。
 従来、責任を問われるのは学校の設置責任者である自治体だったが、個人に責任を求める動きが広がっており、自分の身は自分で守るという意識の高まりが、加入者増加の背景にあると考えられます。
 教育現場は過酷な労働環境に置かれ、教員は日々のトラブルへの対応や事務作業に追われ、、今、教員の多忙化が大きな問題となっています。
 教員を孤立させず、教育委員会、自治体が支え、励ましていくことを求めました。