2016年11月24日木曜日

11/24 加藤議員の質問

  本日、日本共産党区議団を代表して、加藤ひろし議員が一般質問を行いました。

    【質問項目】

1.安倍政権が進める自衛隊の海外派兵について

2.核兵器禁止条約について

3.豊洲市場の土壌汚染と築地での「再整備」について

4.「給付型奨学金制度」について

5.介護保険・国民健康保険・後期高齢者医療保険制度について
 
 6.「勝どき・豊海地区まちづくり」について

 南スーダンに派兵される自衛隊員に新たに付与された新任務「駆け付け警護」について、加藤議員「殺し殺される状況に入り込むことでは」と、区長の見解を求めたところ、区長は「任務遂行が困難なときは、躊躇なく撤収するので、問題はない」旨の答弁で、自衛隊員の命が失われる可能性に対する危機感を持っていないということが分かりました。

 また、安保法制=戦争法についても、「憲法解釈の範囲内」と、従来通りの答弁を繰り返し、憲法違反という認識を持っていない点は、依然変わりませんでした。

 足立区で2017年度から実施予定で、荒川区などでも検討が進んでいる返済不要の「給付型奨学金制度」創設の提案について、区長は、「奨学金は給付型が基本だ」との考えを示しながらも、「国や都、その他の自治体の状況も見ながら対応を検討していく」と述べるにとどまりました。

 「勝どき・豊海地区まちづくり」に関しては、急激な人口増により、交通環境の悪化や災害時の困難を増幅させるとして、再開発計画の見直しを求めたことに対し、「個別建て替えは困難」とし、今後も再開発は計画通りすすめていく旨の答弁でした。

 質疑全体は、後日、区議会HP上に動画で掲載されます。ぜひ、ご覧ください。