2010年8月6日金曜日

8/6 「平和プラザ2010」報告集できました


 今年3月に開催された「平和プラザ2010」の報告集の製本作業に参加しました。全47ページのなかなか立派なものです。「平和プラザ」を見に来てくれた方、講演者として参加してくださった方、カンパを寄せてくださった方などに配るものです。

 「平和プラザ2010」は、米軍普天間基地「移設問題」の真っ只中に開催されました。

 東京大学教授の高橋哲哉さんの講演「沖縄の基地問題から考える」や、恒例となっている「府立三中(現・両国高校)同級生による空襲体験のお話」、「コスタリカから考える憲法9条の魅力」などなど、講演は大盛況でした。

 日韓併合100年に当たる今年の特別展示は「『坂の上の雲』ではわからない歴史の真実」でした。

 NHKは司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」をドラマ化。昨年11月から放送を開始し、2011年までの3年間に13回放送する予定です。原作では「日露戦争までの日本はよかった」という「明治栄光論」が特徴で、朝鮮半島植民地化を正当化しています。

 東アジアの平和な未来のために、日本が明治以降朝鮮半島や中国、アジアの人々にどんなことをしたかを知るのはとても大切なことだと思います。

 核兵器廃絶の署名コーナーや、平和の思いを綴る「絵手紙コーナー」も設けました。

 私は、「普天間基地のジオラマ」を作成し、展示しました。

 ところで「平和プラザ」とは?

 「平和プラザ~平和をねがう中央区民の戦争展」とは、私も実行委員の一人として係わっているイベントで、毎年3月に開催されています。

 目的は...
 ①地域の人々の戦争体験・事実を掘り起こし、受け継ぐ。「もう戦争はしない」の思いを新たにする。
 ②加害、抵抗、被害の3つの視点で近現代の戦争を見つめる。
 ③戦争も暴力もない世界を望む、広範な人びとの思いを響き合わせる場にする。

詳しくは
http://heiwaplaza2010.blogspot.com/

 来年も3月に開催予定です。実行委員メンバー募集中!気軽にご連絡ください。