2011年11月16日水曜日

11/16 中央区 人口12万人超え


 ↑区役所正面入口には誇らしげな垂れ幕が。

 一時期、7万人に減った人口が12万人を突破し、今日プレス発表が行われました。

 町の再開発が進み、高層マンションが増えた結果です。

 人口が増えれば、税収も増えるし、街に活気も出てくる、など良いこともありますが、実際の区民の生活に目を向ければ、「認可保育所が足りない」「特養ホームの入所待ちは300人超え」「ビル風が強く吹き飛ばされそうな高齢者」「巨大マンション建設により地域コミュニティーが分断され、隣近所と交流がない」、などなど問題も山積み。

 人口増加に区の施策が追いついていません。そして、人口がこれだけ増えている中、行政の仕事も増加しているにも関わらず、区の職員数は激減、非正規職員が増加している現状。

 行政自らが「官製ワーキングプア」を生み出していいのでしょうか?

 労働に見合った賃金をきちんと受け取り、みんなの購買力を高めていくことが、経済の活性化にもつながります。労働者=消費者です。大事な視点だと思います。