2014年4月24日木曜日

4/24 「虫歯予防にフッ素」は有効か

今日、防災等安全対策特別委員会が開かれ、

★地下鉄・月島駅(営団・区営)連絡通路の設置について
★「観光防災アプリ」中央区版の作成について(金沢避難支援ナビ)
★虫歯予防に「フッ素塗布」の有効性について
★「揺れる!高層住宅」改訂版について

 など質問しました。

 月島駅は乗り換え客、乗降客が入り乱れ、通勤時は大変な混雑となっており危険な状況です。今後、勝どき・豊海方面や、豊洲方面での開発による人口増、事業所増などによりさらなる混雑が予測されます。安全のため、連絡通路の建設を交通局等に要請するよう提案しました。

 避難ルートや避難所情報など分かる「観光防災アプリ」は、杉並区や港区、足立区、金沢市、京都市などで取り組まれています。観光客が多い中央区でも検討してみることを提案しました。

 中央区では、区内3つの保健センターで2013年度実績で1380人が「フッ素塗布」を受けていますが、フッ素は殺鼠剤の主原料であり、もともとは人体にとって毒性の強い化学物質です。

 フッ素配合歯磨き剤の飲み込みやフッ素濃度の高い食品摂取、フッ素添加水道水(フロリデーション)摂取などが重なり摂取量が上限を超えた場合、骨硬化症、脂質代謝障害、糖質代謝障害、甲状腺機能低下、骨折、骨肉腫、癌の増加、IQ低下、などとの関連が専門家から指摘されています。
 

 1980年代から全国的に虫歯は減少していますが、それは83年から始まった歯科校医による治療、年2回の検診、治療勧告強化など、環境の変化によるところが大きいとも言われており、フッ素塗布やフッ素洗口の虫歯予防効果には疑問が残ります。

 日本消費者連盟や日本弁護士連盟は、小学校での「フッ素洗口」を中止するよう政府に働きかけており、2011年には日本弁護士連合会も「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」を発表しています。 「中央区でもフッ素塗布について見直し等検討すべきでは」と提案しました。