2011年9月6日火曜日

9/6 「福祉保健委員会」を傍聴



 ↑今日のランチは、いつも行列ができている讃岐うどんの店「銀三」で、「鶏ねぎうどん」をテイクアウト。議員控え室に、うどんの香りが充満してしまいました。

 今日は、加藤ひろし議員の所属委員会「福祉保健委員会」を傍聴しました。

 加藤さんは、理事者報告事項の中から、以下の3事項について質問。
 ①社会福祉法人中央区社会福祉協議会の運営状況について
 ②学童クラブ指導時間拡大等サービスの拡充について
 ③晴海児童館等複合施設の設置及び指定管理者候補者事業者の公募について

 ①について

 日常生活で援助を必要とする世帯に対して、地域住民が家事等をお手伝いする「虹のサービス」利用者から寄せられた声をまず紹介。「利用料金振込みの際、手数料が利用者負担になる。年会費も払っているのにおかしいのではないか?」

 「サービスを提供する側、つまり事業者側が負担すべき。それが一般的だ」と、事業者負担とするよう求めました。

 ②について

 学童クラブで「スポット利用」(延長)が、保護者の仕事の都合によりできることになりましたが、料金は1回400円かかります(1ヵ月の上限は5000円=12.5回分に相当。その回数を超えても5000円以上にはならない)。

 学童クラブは、現在無料です(おやつ代は別)。「中央区の豊かな財政を考えても、スポット利用も無料にするべき」と要望。利用料金制度で前例をつくると、その後も有料化の道を開くことにつながりかねません。「区立児童館の管理を指定管理者に行わせることができる規定を設ける」との提案も区側からあがっています。

 「民間委託、有料化をすすめるのではなく、学童保育の一環として、区が責任を持って運営すべき」と求めました。

 ③について

 晴海児童館について、人件費削減のための指定管理者制度を導入しないよう求めました。ただ子どもを預かる場所ではないこと、質の高い保育のためには働く保育士の権利も守られる必要があることを強調。

 今後も、ゼロ歳児の面積基準6㎡、児童3人に保育士1人という人員配置を堅持し、緩和を行わないことを確認、区側は「その通り。緩和は行わない」と約束しました。