2015年3月4日水曜日

3/4 また値上げ 介護保険料、国民健康保険料

 今日、福祉保健委員会に付託された12の議案の審議があり、日本共産党区議団はその内2つの議案に反対しました。

 ・議案第32号「中央区介護保険条例の一部を改正する条例」
 ・議案第35号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」

 福祉保健委員会委員の加藤ひろし議員が、区議団を代表して、委員会で質疑をし、反対意見を読み上げました。

 反対意見全文は、区議団HPでご覧いただけます。
 http://www.jcpchuo-kugidan.jp/
 
 国民健康保険料は、今回の改定で、所得に応じて支払う所得割を0.04%引き下げる一方、所得に関係なく加入者全員が同額を支払う均等割額を3.5%増額し、1,500円引き上げます。結果、所得が低いほど負担が重くなり、中央区民1人あたりの保険料は、後期高齢者支援金負担分を含め、3,6%値上げの123,135円となります。

 国保加入者は、1980年代半ばまでは無職者が2割強だったのが、現在では4割近くに達しており、加入世帯の平均所得は一世帯あたり2009年の129.1万円から、2013年には112.1万円と減る一方です。

 負担能力を超える高すぎる国保料で滞納が増え、国保財政が悪化し、保険料の高騰という悪循環に陥っています。

 もともと適切な国庫負担なしには成り立たないのが国保制度ですが、中央区の国保会計に占める国庫負担率は、2001年31.3%から、2013年度には22.37%へと減少しています。

 憲法25条に基づき、所得を再配分するという税金や社会保障の機能を強めるため、国庫負担増額を国に強く求めるべきです。



 ↑昨日の夕食は、鶏肉と空豆のトマト煮。娘たちは以前は空豆が大好きだったのに、昨日は食べず。食の好みも変わっていくようで、献立もむずかしいです。