今、教員は、報告書の作成や出席簿の管理など事務的な作業に追われ、夜8時過ぎ、9時過ぎまで残業をし、仕事を家に持ち帰って作業をすることもごく当たり前です。
そんな多忙さのために、教員本来の仕事であるこどもと向き合う時間も持てず、十分な授業準備さえできない状態にいます。
体調を壊したり、うつ病など精神疾患を抱える教員がたくさんいます。
教員の負担を軽減するためには、教員の数そのものを増やしていく必要があります。そして、行き届いた授業を進めるためにも、少人数学級の実現が不可欠です。
「奥村レポート」では、学力世界一・フィンランドの教員にいついて、学校についても書いています。「教育は人という資源への投資」。日本もフィンランドのように教育予算を増やしていくことが、日本の将来のために必要だと思います。