2014年8月22日金曜日

8/22 GDP大幅減

 今週の「しんぶん赤旗 日曜版」では、消費税増税で家計消費の落ち込みが戦後最大級となっていることが特集されています。

 内閣府が13日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報には、衝撃的な数字が並びました。年率換算で前期比6.8%減。東日本大震災のとき(6.9%)に匹敵する落ち込みです。

 特にGDPの6割を占める家計消費は、実質19.2%(年率)も減少し、下落率は前回消費税増税字(1997年4~6月期13.3%)を大きく上回り、第1次石油ショック時(1974年1~3月期)並みの落ち込みです。

 英経済誌フィナンシャル・タイムズ社説(14日付)は「GDP縮小の最大の理由は消費税増税だ」と指摘、米経済誌ウォール・ストリート・ジャーナル社説(13日電子版)も「日本経済は4~6月期に崖から突き落とされた」と指摘しています。

 消費税大増税が日本経済を壊している実態を、悲鳴を上げる消費の現場の状況、経済ジャーナリストの荻原博子さんや元三菱総合研究所研究理事・顧問の高橋乗宣さんなどのインタビューを通じて見方を紹介しています。

 「しんぶん赤旗」日曜版は、1部210円、月823円です。ぜひお読みください。