2019年3月14日木曜日

3/14 2019年度予算に反対

 2019年度中央区予算案に対する反対の態度表明を行いました。以下はその主旨です。

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 2019年度予算は、今期をもって退任すると表明した区長の最後の予算編成案ですが、今後、中央区は、急激な人口増と、築地市場「移転」後の築地のまちの活況維持という2つの大きな課題への対応を迫られることになります。

 しかし、予算審議の中では、この課題をどう乗り越えるのか、具体策は示されませんでした。

 「都心再生」、国家戦略特区構想など、国や都の上位計画と足並みを揃え莫大な補助金を投入して巨大開発中心のまちづくりを進める姿勢を改める様子は見られません。

 党区議団は、生活保護世帯への歳末見舞金・夏期見舞金の復活などを盛り込んだ予算修正案を提案しましたが、賛成少数(日本共産党の委員2名のみ)で否決されました。

 各会計予算案は抜本的な見直しが求められると判断し、2019年度予算案に反対しました。
 党区議団は、具体的に

①有料化されてから稼動率が 低下し、赤字を出し続ける 区立駐輪場は無料に戻す
②市街地再開発事業中心のま ちづくりを見直し、持続可 能な中低層のまちづくりを すすめる
③ホテル建設を誘導する「地 区計画の変更」は見直し、 ホテルへの規制を強化する
④23区では中央区と品川区の みが徴収している情報公開 手数料(300円)は無料 にする
⑤消費税10%増税に、区長は 増税反対を表明すべき
⑥保育ママのもとで7年間で 3人もの赤ちゃんが亡くなっ ており、カメラ設置や保育 ママを保育士資格者に限る などの安全対策をとる
⑦18歳までの子ども医療費無 料化を早急に実施する
⑦教員の多忙化を解消するた め、正規の教員や各種講師、 補助員など人的配置を拡充 する
⑧本庁舎整備は、特別出張所 の機能の再編・更新や、将 来的な行政のあり方などを 検証し、過大な整備計画と ならないようにする
⑨保険料滞納世帯に対する差 押えは原則として禁止し、 滞納者の相談活動や生活再建に力を注ぐ

など、課題を指摘した上で、予算案に反対しました。

 反対意見の全文は、区議団HPでどうぞ。
 http://www.jcpchuo-kugidan.jp/