2010年12月8日水曜日

12/8 前進座「夢千代日記」を観劇しました


 早坂暁さん原作の前進座特別公演「夢千代日記」を浅草公会堂で観劇しました。

 山間の小さな温泉町で肩を寄せ合って生きる芸者たち、訪問者たちの物語。

 置屋を営む主人公・夢千代のやさしさに触れて、女たちも男たちも、それぞれ人間らしさを取り戻し、生きる希望ををつかんでいこうとします。夢千代も、広島での「胎内被曝」という宿命を背負い、病魔に蝕まれながらも、「被爆」に立ち向かい、生き抜いていこうと決心します。

 夢千代のあたたかさ、けなげさが感動的でした。

 被爆65周年の今年、原爆の悲惨さ、平和への希望を、演劇を通して考えるよい機会となりました。

 前進座HPもご覧ください→ http://www.zenshinza.com/