今日は、佃・月島の街頭で、「普天間基地問題」について街頭演説をし、7月の参議院選挙の東京選挙区の候補・小池あきらさんのリーフレットを配布しました。
小池あきらさんは、日本テレビ「TVタックル」などの番組でもお馴染みのお医者さん。今回、3期目の当選を目差しています。
「昨年の選挙では民主党に入れたけれど、普天間基地問題の対応は本当にひどいしがっかり。怒りがこみあげてくる。今度はもう共産党しかないわね。頑張って!」など、声をかけてくれる人が何人もいました。
昨日、5月28日に日米両政府は、アメリカ海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先として、キャンプ・シュワブ(同県名護市)の「辺野古崎地区及びこれに隣接する水域」とする共同発表を行いました。
この決定方針と鳩山政権の責任を問う演説をしました。
鳩山首相は「国外、最低でも県外」と公約し、その言葉を信じた沖縄県民、島民の気持ちを踏みにじる決定で、自民・公明政権の古い方針に逆戻りです。
逆戻りどころか、徳之島や本土にも訓練の移転を行うとしているので、もとの案よりさらに悪くなってしましました。
この鳩山政権の裏切りの根本には、「海兵隊は抑止力」とする誤った立場があります。 海兵隊は、外国に真っ先に攻め込むための軍隊です。派遣されている先も、もっぱらイラクやアフガニスタンです。「対テロ」戦争の任務にあてられ、他国との訓練などで年間の半年以上海外展開しています。「日本にいない」期間がとても長いという実態があります。
アメリカの国防長官も、「海兵隊は、日本の防衛任務に充てられたものではない」と明言しています。 アメリカ本国以外で海兵隊が常駐しているのは、日本だけです。こんな部隊が置かれていたら、逆に日本が戦争にまきこまれる危険性さえあります。
メディアも「海兵隊は抑止力のために必要だ」という前提で話を展開するので、国民もその呪縛にとらわれ、思考停止している状態です。
「海兵隊が抑止力ってホント?」「そもそも何で日本に米軍基地があるんだっけ?」「安保条約って結局どんな役割を果たしているの」などなど、考えるときです。
いま世界では、国と国とのもめ事は軍事力でなく話し合いで解決する平和と友好の共同体づくりが大きな流れです。この半世紀に、軍事同盟のもとにある国は世界人口の67%から16%へと激減しています。戦後六〇年以上もたつのに、いまだにアメリカとの軍事同盟にしがみつき、米軍基地が全国に居座る日本の現状を見直すときです。
明日は、月島の文化堂スーパー前と フジマート前で午後1時から演説をします(予定)。
ぜひ、聞きにきてください♪