25日投開票された宮城県議選(定数59、86人立候補)で、日本共産党は、4議席から8議席に倍増。一方、自民党は選挙前から4議席減らして27議席と過半数割れしたことに、衝撃が広がっています。
「戦争法を廃止する国民連合政府実現を」の声を宮城から全国に発信する結果となりました。
共産党は県議会第2党に躍進。議案提案権と代表質問権を獲得しました。
得票率を前回(2011年)の11・60%から17・96%に6・36ポイント伸ばしました。候補1人当たりの票数で見ると、前回6896票から8601票に、1705票増やしました。
一方、選挙前から4議席を減らした自民党の、無投票を除く公認26候補の1人当たりの得票数は前回9469から8459と、1000票以上減らしています。
4議席維持となった公明党も、1候補あたりの得票数は1万1397から1万762と、635票減らしています。
このことからも、戦争法廃止の国民連合政府と、県民と被災者に冷たい自公主導の県議会刷新を訴えた日本共産党に期待が寄せられ、自公両党に批判が集まったことは明らかです。
↑街頭に勢ぞろいした日本共産党宮城県議の8人(左から)遠藤、天下、内藤、三浦、角野、福島、大内、中嶋の各氏=26日、仙台(しんぶん赤旗より)