2011年5月23日月曜日

5/22 前進座「唐茄子屋」観劇しました



↑雨でしたが、せっかくの観劇なので和装で。着物は夫の祖母が遺してくれたもの。帯は博多帯にしました。
↑新橋「魚金(うおきん)」での食事。ボリュームがすごいです。

 昨日、5/22(日)に、母、妹と一緒に「前進座創立80周年記念公演」に行ってきました。会場は国立劇場。http://www.zenshinza.com/

 演目は『唐茄子屋(とうなすや)』。落語でおなじみの人情噺だそうですが、私は初めて知りました。

 『...日本橋の大店の一人息子・徳三郎は、吉原通いの道楽の果てに勘当されます。心配した世話焼きの叔父は、徳三郎をあずかります。しかし、反省の色を見せずのんきな徳三郎の性根を入れなおすため、叔父は「唐茄子(とうなす=かぼちゃ)売り」を命じます。

 力仕事など初めての徳三郎は、天秤を担ぎフラフラよろけながらも商売にでかけます。「唐茄子なんて、いっそ捨ててしまおうか?代金は誰かに獲られたとでも言えばいい...」。しかし、迷い込んだ貧乏長屋の住民たちとの出会いから、最初は頼りなかった徳三郎は働く喜びや、人を思いやる気持ちを持つようになり、ついには「しばらく唐茄子売りを続ける」と叔父に宣言するまでに成長...』

 長屋の住人たち、叔父、そして徳三郎...登場人物の善良さに、思わずホロリ。とてもいい演目でした。笑いどころもたくさんあって面白かったです。

 観劇後は、新橋の人気の居酒屋「魚金(うおきん)」へ。お腹いっぱい魚を食べたいときはここ。おすすめです。http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13007107/