2011年1月5日水曜日

1/ 5 スリランカで冬休み①










↑岩の上に城跡が残る「シギリヤ・ロック」も世界遺産。中腹には1000年前の壁画も残っています。


 冬休みはスリランカへ行ってきました。

 北部に住むタミール人(ヒンドゥー教徒)と、スリランカの主要民族シンハラ人(仏教徒)との間で、長く続いていた内戦が、一昨年ようやく終わり、これからいよいよ観光客を迎えていこう、というところです。

 2004年のスマトラ沖地震では、美しい海岸線も大きなダメージを受けました。

 スリランカは、もともと観光資源に恵まれた美しい国です。

 山あり(ヌワラエリヤなどの高地は紅茶の産地)、ビーチリゾートあり(ヒッカドゥワなどはサーファーにもよく知られている)、仏教遺跡あり(インド→スリランカ→東南アジアへと仏教は広がった。世界遺産もたくさん)、国立公園あり(野生動物も多く生息。サファリも有名)...、様々な表情を見せてくれます。

 交通機関も使いやすく、緑豊かで、人も穏やか。ガツガツした国ではないので、ゆったりと旅を楽しめました。

 夫と二人で、1年前から企画していた旅行。

 これで私が訪ねた国も、60カ国近くとなりました。

 私がこれまで世界中を旅して感じたことのひとつに、「欧米人は働きながらもきちんと休みを取って、家族が友人と過ごす時間を大切にしている」ということです。

 「過労死」や「サービス残業」などという言葉は、外国にはありません。
 
 きちんと働き、きちんと休暇も取る、先進国では当たり前のことが日本でできないのはおかしいと思います。

 「誰もが人間らしく働ける国にしたい」、というのは私が目指していることのひとつです。