「秘密保護法案」が、12月6日深夜、参院本会議で自民・公明の強行採決で成立しまいした。
民主党は秘密保護法案の討論前にいったん退席、採決にはもどりました。みんな、維新は退席しました。日本共産党は最後まで自民党に対峙し、反対討論に立ちました。
反対討論をおこなったのは日本共産党・仁比聡平(にひそうへい)議員ただ一人で、「自共対決」国会を象徴するような光景となりました。
仁比議員は「暴挙に暴挙を重ね、安倍政権が『この世論から逃げ切った』と考えるなら、大間違いだ。追い詰められているのは安倍政権と暴走する与党だ。廃案を求める国民のたたかいはいっそう燃え盛ることになる」と指摘しました。
12月6日深夜に開かれた日本共産党国会議員団総会で、志位委員長は「どんなに与党が多数であったとしても、国民主権、基本的人権、平和主義をことごとくじゅうりんする憲法違反の法律は、つくってはなりません。むざむざとこの違憲立法によって日本の平和と民主主義が破壊されていくことを、私たちは手をこまねいているわけにはいきません。今日を新たなスタートにして、秘密保護法撤廃のたたかいに立ち上がろう」とよびかけました。
↑反対討論に立つ仁比議員。