2017年12月11日月曜日

12/11 「中央区基本計画」 パブコメ募集

 今日の企画総務委員会では

 1.「中央区基本計画2018(仮称)」中間のまとめについて
 2.平成29年度「中央区行政評価」

 について審議しました。

 20年後の中央区の将来像を描き、その実現に至る道筋を示した「中央区基本構想」が今年6月に策定されましたが、 「基本計画」とはその実現のため、平成30年度を計画の初年度として今後10年間を見据えた具体的な取り組み内容を示すものです。

 「基本計画(仮称)」では162ページで「1988年3月15日に中央区平和都市宣言を行い、平和の大切さを訴えてきました」との記述がありますが、「さらに、核兵器廃絶の訴えや、加害も含めた戦争の記憶を伝える施策を充実させることも盛り込むべき」と求めました。 
 中央区は「平和のまちの楽しいつどい」「平和展」「平和祈念バーチャルミュージアム」などを開催していますが、今年のノーベル平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)が受賞し、昨日は被爆体験を証言してきたカナダ在住のサーロー節子さん(85)が改めて各国に核廃絶への協力を呼びかける演説をするなど、核兵器廃絶の機運が高まっています。

 世界中で取り組まれている通称「ヒバクシャ国際署名」の賛同者をつのる取り組みや、被爆者の方を招いて直接体験を聞く体験など、あらたな施策を提案しました。 
 あわせて、区長に対して「ヒバクシャ国際署名にぜひ署名を」と再度、求めましたが、「様々な団体から署名が届けられており、やはり、公平にしないと」という旨の答弁でした。
 
 公平にというのなら、届けられた署名全てに署名し、ヒバクシャ国際署名連絡会事務局に送付すれば適切な扱いをしてくれるでしょうし、問題はありません。
 
 12月4日現在、969人の自治体首長が署名をしています。区長の1日も早い署名を求めます。

 
 なお、「中央区基本計画2018(仮称)」について、パブリックコメントが12月16日~1月9日まで実施されます。

 区のHPで公開され、区役所本庁舎や月島と日本橋の両特別出張所でも閲覧できるよう冊子が置かれます。「区のお知らせ」でもパブコメ実施のおしらせが掲載されます。

 ぜひ多くのご意見をお寄せください。