昨日、企画総務委員会が開かれ、2月6日に開かれた「第5回本庁舎整備検討委員会」の内容について質問しました。
第5回検討委員会では、本庁舎整備のパターンとして4つが有力として示されましたが、2つが現本庁舎の敷地で整備するパターンで、2つが京華スクエア(区施設)がある八丁堀に整備するパターンとなっています。
八丁堀では、大規模な市街地再開発事業の計画があり、もともと区施設である京華スクエアがその開発計画に組み込まれること自体は理解せざるを得ない部分もあります。
しかし、今回示されたパターンでは、
★本庁舎を現敷地で整備する場合にも、隣にある「中央会館」(区施設)と一体に整備し、中央会館の一部機能を八丁堀に整備する。
★本庁舎を現敷地と「中央会館」敷地で整備し、中央会館を八丁堀で整備する。
というもので、本庁舎を八丁堀で整備しない場合にも、中央会館は八丁堀で整備するという内容です。いずれにしても、八丁堀の市街地再開発に、京華スクエアに加えてさらに中央会館を整備することになります。
なぜ八丁堀の市街地再開発に寄与する計画とするのか、区の説明を聞きましたが理解できません。
京華スクエア敷地分の権利床に加えて、中央会館分の保留床を区が買い増しすることになれば、ディベロッパーや不動産屋は保留床売却のために奔走する手間が省け、効率よく安定的な開発をすすめやすくなります。
八丁堀の市街地再開発事業と区のこれまでのかかわりや話し合いが、いつから、どのようにすすめられてきたのか、疑問が湧くのも当然です。
今後も、この問題については適宜、確認をしていこうと考えています。
また、昨日の委員会では、昨年12月に区民の方々から出された請願の審査もありました。
日本共産党は、どちらの請願にも紹介議員となったので、請願の裁決を求めたうえで、採択することを求めましたが、残念ながら否決されました。
★議案第六号 「東京・横田基地へのCV22オスプレイ配備撤回と飛行訓練中止を求める請願」・・・住民の安全をまもるためにも、世界各地で事故を起こしている危険なCV22オスプレイの横田基地への配備撤回と飛行訓練中止を求めるもの。
★請願七号「日米地位協定の抜本改定を求める請願」・・・米軍に国内法も適用されない異常な特権を与えている不平等な日米地位協定の抜本改定を求めるもの。