共産党中央区議団とともに区長と面談し、「2011年度 中央区予算編成に関する重点要望書」を提出してきました。
「要望書」の内容は、
1.区民のくらしと福祉、健康を守るために
2.日本経済の主役である中小企業・商店の振興と地域経済活性化のために
3.超高層ビル・幹線道路優先の「都市再生」ではなく、地球環境を守り、安全で住みよいまちづくりをすすめるために
4.区民の生命、財産を守る防災対策の強化のために
5.子どもたちの豊かな成長を保障する教育をすすめ、区民のための文化・スポーツの発展のために
6.平和と自治権拡充をつらぬき、清潔でむだのない、区民本意の区政を実現するために
の6つの柱にそって、計308項目にわたる要望を提出しました。
面談は、冗談も交えながら、終始なごやかな雰囲気で進みました。
私は、「高齢者が住みやすい低価格の公共住宅の増設」を、直接区長に申し入れました。
普段生活相談を受けるなかで、お年寄りからよく聞く悩みに住宅問題があります。持ち家があるならともかく、そうでない方が年金暮らしで中央区内に低価格の民間住宅を探して住むのは至難の業です。もし探せても、古い、トイレ共同、風呂なし、日当たり悪し...と環境は劣悪です。
区内に3つある「高齢者住宅」も計82戸と絶対数が少なく、たまに出る空きも1戸、2戸。抽選ですが何度応募しても当たらず、「まるで宝くじのよう」。
高齢者だけでなく、若い世代や中・低所得者も、中央区に長く住み続けられるよう、手頃な家賃の都営、区営の住宅を増やすべきだと思います。
民間の空いている賃貸住宅を借り上げて住まわせるなどの対策も考えてほしいです。