2010年9月12日日曜日

9/12 「奥村あきこレポート No.6」完成


 ☆6号の特集は、「消えた高齢者問題」です。中央区の安否確認は?

 確認作業で障害となっているのは、介護保険で65歳以上の加入者1万9千人のうち、2割弱の方しか介護サービスを受けていない実態です。介護サービスを受けていない方の安否確認をどうするか?介護情報等により確認できない場合には、職員の訪問調査による確認を始めましたが・・・。

 70年代は高齢者福祉サービスを区が直営で行い、職員が高齢者宅を訪問、健康状態や暮らしぶりの実態をつかんでいました。

 ところが、2000年の「介護保険制度」導入で、自治体は福祉サービスをケアマネージャーなど外部に任せてしまいました。区としての実態把握の機能が低下しました。ケアマネージャーは介護サービスを申請しない人までは訪問しません。「おとしより相談センター」も手が回りません。

 ここ10年間で、全国の自治体職員は福祉部門も含め大幅に減らされ、中央区も職員が2割強減らされました。

 人間の命とくらしにかかわることについて、行政の機能を強め再構築が必要です。

 福祉の専門性がある区職員を増やすとともに、ケアマネージャーなど民間とのネットワークを強化し、行政の責任で、高齢者援助のための情報一元化も求められます。

☆ 「重いネタばかりではなく、気軽に読める情報も」という声を取り入れ、今回は、区主催の「フリーマーケット情報」を載せました。

 ・11月13日(土)に佃公園で開催(10時~3時。雨天順延)。 
 ・出展者募集中! 出店料1000円、募集店舗数100店舗。 
 ・18歳以上の区内在住・在勤・在学者 
 ・申込〆切 10月5日(火) 

 お早目のお申し込みを!