2010年9月19日日曜日

9/18 築地市場現在地再整備の訴え


 私と同じく、来年の区議選予定候補の加藤ひろしさんと、都議会議員の清水ひで子さんが弁士となり、買い物でにぎわう築地市場前の交差点で、「築地市場の豊洲移転に反対し、現在地での再整備を求める」宣伝と署名行動を行いました。

 築地の移転を心配する買い物に来た人たち、築地で働くかたもたくさん署名をしていただきました。 清水都議の訴えには、歩いていた人が立ち止り、うなずき、署名に応じてくれた方がたくさんいました。

 移転予定地・豊洲の東京ガス跡地の土壌汚染問題は深刻です。環境基準を超える数値のベンゼンやシアン化合物などの発ガン性物質が検出されています。

 土壌汚染を浄化できるとした都の実験結果は、実験前のデータを隠し続け、実験後の数値だけを示したものでした。実験そのものの信頼性が欠けているにも係わらず、都は「安全宣言」をしました。

 さらに、8/24の都議会では、共産党の清水都議会議員が、旧毒ガス跡地周辺の都営住宅工事に伴う残土が、移転予定地に搬入された盛り土に混じっている可能性を示唆しました。

 今、現在地再整備案の検討が始まっています。再整備案は建設費が1460億円~1780億円で当初試算の約半額です。豊洲移転経費4300億円を下回っています。

 都議会の動きをただ見守るだけでなく、地元・中央区としても現在地再整備案の提案をし、具体化するため都に働きかけるべきだと思います。