2011年9月25日日曜日

9/26 「予算要望書」を区長に提出


 ↑右列、手前より加藤さん、私、小栗さん、尾坪中央地区委員長、志村さん。

 「2012年度中央区予算編成に関する重点要望書」を区長に提出しました。全340項目にわたるものを区長に手渡し。

 大きな柱は、下記の通り。

 一、区民の生命、財産を守る防災対策の強化のために
 二、区民のくらしと福祉、健康を守るために
 三、日本経済の主役である中小企業・商店の振興と地域経済の活性化のために
 四、超高層ビル・幹線道路優先の「都市再生」ではなく、地球環境を守り、安全で住みよいまちづくりをすすめるために
 五、子どもたちの豊かな成長を保障する教育をすすめ、区民のための文化・スポーツの発展のために
 六、平和と自治権拡充をつらぬき、清潔でむだのない区民本位の区政を実現するために

 私は、自分の担当した中から特に3点を区長に要望しました。

 ①子どもの被ばくゼロをめざすとともに保護者の不安に応えるため、区内の全学校、全保育所に簡易放射能測定器を配備すること。区が所有する放射線測定器の貸し出しができるようにすること。

 ②指定管理者のもとで運営されている区内施設の防災マニュアルをたえず点検し、区の業務継続計画(BCP)と連動して施設職員が俊敏な行動をとれるようにすること。実践的な避難訓練の定期的な実行を義務づけること。

 ③区の施設に太陽光発電など自然エネルギーの導入を早急にすすめること。家庭でのLED照明購入費助成や太陽光発電機助成の増額など家庭への補助制度を拡充すること。

 ①は、9月16日の代表質問でも区長に問いただしたことですが、新宿区では既に貸し出しが始まっているので、「ぜひ研究していただいて中央区でも実施を」とたたみかけました。

 ②は、以前「区民文教委員会」でもやはり取り上げたことですが、私は震災時にちょうど月島社会教育会館(小学館集英社プロダクションが区からの委託で指定管理者として管理・運営)にいました。発災時の職員の対応はおろおろするばかりで、利用者の不安をかえって煽るようなものでした。区とのやり取りも全くスムーズにいっていないように見えました。

 後日、防災課長に聞いたところ、やはり区との連携が不十分だということだったので、区、指定管理者、それぞれの防災マニュアルのすり合わせが必要では?と思い、要望しました。

 ③は、中央区では事業者向けのLED助成はあるのですが、家庭用はまだありません。地域の方からも、「助成があればLEDに買い換えたい」という要望があり、足立区や葛飾区では既に助成が実施されていることから、「中央区でも早く実施を」とうったえました。

 区長は、どの要望にも「前向きに考えていく」と答えていましたので、これからに期待です。