区立泰明小学校、中央幼稚園の排水溝などでホットスポットが見つかったことが、昨日プレスリリースされ、そのことが今朝「東京新聞」など一般紙にも掲載されました。
日本共産党区議団は、各委員会や定例会を通じて、「全ての学校や保育所などでの詳細な測定の実施」を早くから求めてきました。
6月の第2回定例会での志村たかよし議員の要求に対して、区は「区内3カ所の保健所、保健センターでの測定で充分」と答弁していました。
しかしその後、共産党区議団の繰り返しの要求に、区は「区内3カ所の公園」で毎日の測定を開始しました。学校、保育所などでも測定をしましたが、夏休みに入ってからと、新学期が始まる前との計2回のみ。
私も、所属している区民文教委員会や一般質問で区側に「たった2回の測定では不十分。保護者の安心のためにも測定継続が必要」とうったえてきました。
区は「数値も安定しているので必要ない」という態度でしたが、今回やっと10月21日から測定が開始された矢先のできごとです。
前々から「区内にもホットスポットがある可能性はある。調べてみなければ分からないことだ。側溝なども細かく測定するべき」と主張してきた私たち区議団の言っていたことが現実のものとなってしまいました。
高圧洗浄による除染をしましたが、国が除染を行う基準としている毎時0.32マイクロシーベルトまで下がらなかった一部については、児童が立ち入らないように措置し、今後アスファルトの入れ替えも予定されています。
それまで区から「安全だ」と言われ、校庭で遊んでいた児童のことを考えると...複雑な気持ちです。これからも区内各地で実施される詳細な測定。どんな結果が出てくるのか...。