2011年11月4日金曜日

11/4 「区民文教委員会」で質問


 ↑ランチは区役所のすぐ裏にある「新三浦」の水炊き。コラーゲンタたっぷりの白濁したスープが美味です。http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13002301/ 

 今回の持ち時間は、区側の答弁も入れて28分でした。毎度のことですが、短い持ち時間の中で、突き詰めた議論にもっていくのはとても難しいです。

  今回の「区民文教委員会」では、下記事項について質問しました。

 ★放射線測定器貸出について
 ★測定箇所の拡大
 ★放射能対策について、まちまちの幼稚園の対応
 ★中央区立日本橋公会堂等の指定管理者候補事業者の決定について
 ★売れ残っている「ハッピー食事券」の販売促進として
 ★久松小学校における子どもの居場所「プレディ」の開設について
 ★収納金等の事故報告について

 11/1から貸出が始まっている、区に3台ある「放射線測定器」の貸出について、

 ・「申込み状況はどうなっているか」
 ・「希望者が多い場合には台数を増やすことも考えるべきでは」
 ・「中国製の1台5万円程度のものだと聞いている。各学校や幼稚園ごとに1台づつ持たせることも可能では」

 と質問しましたが、庶務課長、学務課長の答弁は「測定器に関しては保健所の管轄なので、区民文教では把握していない。答えられない」というものでした。

 子どもの安全・健康に係ることなので、この委員会で扱うことは十分にできるはずでは、と思い、納得のいかない思いでいると、小泉副区長が「11月いっぱいは予約でいっぱいという状況だ」と答えました。改めて「台数を増やすべき」とうったえました。

 ・「やっと学校や幼稚園などでの測定が再開され、雨どいや排水溝などでホットスポットも見つかった。これまで、区の『安全だ』という判断のもと、校庭や園庭で遊んできた子どもたちに対してどういう思いか」

 と聞くと、区側は「見つかったホットスポットは、普段子どもが入り込まないような場所。ただちに健康に影響を与えるようなことはない」と答弁。子どもは狭い所にわざわざ入り込んで遊ぶのが好き、という実態に全く目を向けていません。

 ある2つの幼稚園の父母から聞いた具体的な話をもとに、遠足時など園によって放射能に対しての説明、対応がまちまちだということも質問しました。

 ・「教育委員会として、どういう統一的な方針を持ち、指導をしているのか。園の自主判断、ということではいけないのでは?」
 ・「放射能問題を『大ごとにしたくない』『あまり表面化させたくない』という意識がはたらいているのでは?」

 区側の答弁は、「園長などが状況をみて自主判断で答えてしまっている場合もあるかもしれないが、統一方針は確かに必要」というものでした。

私は 「区立でも私立でも、保育園でも、幼稚園でも、それは子どもには関係のないこと。保護者の不安も同じ。対応や指導を統一させるよう」要望しました。

 私の次回の質問は、11月16日(水)の「防災等安全対策特別委員会」 13時30分~です。

 気軽に傍聴にお越しください。