2014年4月15日火曜日

4/15  「マイホームはるみ」での死亡事故について再び質問

 今日、福祉保健委員会が開かれました。

 委員会開催の2日前(土日は含まない)には所属委員に委員会報告資料が送付されることになっており、私の手元にも資料が届きました。

 「マイホームはるみ」での死亡事故にかかわる資料1「指定管理業務安全対策委員会報告を受けた区の対応について」に、区側が日本共産党区議団に提出した抗議文と区議団ニュースが添付されていました。

 3月24日に区側から日本共産党区議団に抗議文が届けられました。その内容は、区議団ニュースに「(マイホームはるみの死亡事故について)区の信頼を傷つける内容が掲載された」というものでした。

 志村議員と私は、マイホームはるみの事故について、区側からの報告は不十分だと感じており、事故原因をもっと詳細に調査すべき、また区側の責任があいまいにされている、との立場から、この問題をニュースにして発行しましたが、その内容が問題とされました。

 資料として添付された志村議員の区議団ニュースは、2月28日の福祉保健員会での私の質問を元に書かれたものです。

志村議員のニュース http://www.jcpchuo-kugidan.jp/shimura/back14/news/684.pdf
私のニュース http://www.jcpchuo-kugidan.jp/okumura/back14/news/040.pdf

 マイホームはるみでの死亡事故については、「事故原因の徹底的な解明が必要であり、現在進行中で審議されているにも関わらず、一方的に抗議文が『資料』という扱いで添付されることは公平性に欠ける。また、資料1に抗議文と団ニュースが添付されることは非常に不自然」として、4月14日、区議団は区側に抗議文を提出しました。

 今日の福祉保健委員会では、それを踏まえて質問をしました。

 ・おやつとして出されたカップケーキの妥当性
 ・介護士の判断力
 ・職員の労働環境
 ・事故後の初動体制
 ・119番要請のタイミング
 ・事故の報道を受けての警察の行動
 ・警察を呼ぶ、呼ばない、の判断

 などについて質問し、合わせて事故を検証するために必要だと思われる資料を要求しました。

 ・誰がどう判断し、どう対処したのか、事故が起きてから事業者側から区への報告などの動きを時系列で示したもの
 ・新聞報道で事故を知ってから、警察がどう動いたか、施設や区への対応、やりとりなどを時系列で示したもの
 ・介護士の詳細な勤務表
 ・「緊急時対応マニュアル、「研修計画」「健康管理方法」等の改善策
 ・「実地調査」の内容
 ・介護士本人の聞き取り内容

など、十数点に及びます。まだ数々の疑問は残ったままです。疑問を解消するため、十分な材料を提出することは、区の責任だと思います。