2014年10月18日土曜日

10/18 豊洲新市場 膨れ上がる移転費

 築地市場移転反対・現在地再整備を求める署名行動が、今日で50回目を迎えました。

 日本共産党・かち佳代子都議と、日本共産党区議団、そして署名行動にも多くの方が参加してくださいました。

 豊洲新市場の施設建設費は、9月29日、都議会経済港湾委員会での日本共産党の尾崎あや子都議の質疑で、当初計画(約1000億円)の2倍以上に膨らむ見通しが明らかになりました。

 施設建設工事発注額はすでに1650億円を超えており、今後の発注額を含めると2000億円を超えることになります。

 豊洲新市場は、深刻な土壌汚染があり、市場不適格な土地です。青果、水産卸、水産仲卸の各売場棟が道路で分断され、売場棟が重層化するという致命的欠陥があり、工事費が増大するなどの問題があります。

 豊洲新市場用地の汚染大佐k工事の費用は、今年の春の時点で762億円となり、すでに予算586億円をオーバーしましたが、工事は完了していません。また、対策完了確認のため土壌汚染対策法が定めた「地下水2年間モニタリング」は開始するメドもたっていません。

 汚染された豊洲では食の安全も、消費者と市場を結びつける役割も果たせません。現在地で再整備する道こそ、都民の願いではないでしょうか。