2011年3月25日金曜日

3/25 「奥村あきこレポートNo.18」できました



 月に2回発行している「奥村あきこ」レポートですが、先週は震災をうけて発行を自粛させていただきました。

 今週から再開させます。タイトルは「被災者の方々へ 物心両面であらゆる支援を」。

 東日本大震災の犠牲になった方々に心からの哀悼の意を表します。また、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

 日本共産党は、党派を超えて全国民、全自治体がこの大災害に救援と復興のために力を集中するときだと考えていること、共産党区議団が、この間、区内の震災状況の聞き取りや、街頭での救援募金に取り組んできたことについて書きました。

 3月15日の区長に対しての「震災への緊急対応の申し入れ」の内容も掲載しました。

 そして、区内での被害(住宅のヒビや水漏れ、断水、高層ビルのエレベーター運転停止、歩道の変形、瓦屋根の滑落、など)の紹介や、交通機関ストップによる帰宅困難者の問題、区の対応や改善点についても書きました。

 佃・月島には、下町風情を残す木造・瓦屋根の住宅がたくさんあります。

 瓦屋根滑落の問題は、瓦屋に修繕を頼んでも、瓦やその下に敷く土、移動のためのガソリンなど物資の不足、人手の不足により、すぐに来てもらえない場合が多いので、その場合の区としての応急処置も考えるべきです。

 また、修繕する場合の費用負担(一般的な住宅で、足場を組むのに20万円程、瓦や土で3、40万円程かかるそうです)を軽減するため、申請に時間のかかる「融資あっせん制度」ではなく、応急の「小口融資制度」(区の直貸しとなり、無利子)も拡充する必要があります。

 大きな被害だけでなく、比較的小さな被害に利用できる制度がまだまだ限られています。

 今後、被災地からの避難者などが中央区に移ってくることも考えられます。長期にわたって滞在することも視野に入れて、住宅提供などの対応策も求められます。

 今後の防災に生かすために、区として今回の震災被害の詳細な調査をすることが必要です。

 最後に、被災者救援募金へのご協力をお願いして、レポートを締めくくりました。

 ※「奥村あきこレポート」バックナンバーご用意しています。ご希望の方は気軽にご連絡ください。