2011年3月9日水曜日

3/9 銭湯存続と共産党


 今日の街頭宣伝には、さっそく「銭湯問題」を盛り込んでみました。

 今、佃・月島に残っている銭湯は、「日の出湯」「月島温泉」「旭湯」の3軒です(月島2丁目に昭和5年創業の「東湯」というシブい銭湯がありましたが、惜しまれつつ2006年に廃業。余談ですが、エレファントカシマシのベーシストの実家だそうです)。

 皮肉なことに、周辺の銭湯が廃業していったことで、この3軒に客が集まり、どうにか営業を続けていける、という状況のようです。

 近くの銭湯廃業のため、遠くの銭湯まで足を運ばなくてはならないのは、お年寄りにとって大きな負担です。

 共産党区議団は、これまでも公衆浴場の確保対策として、燃料代の一部助成など経営者の負担軽減などを区に求め、実現してきました。
 それまで廃材を燃料として燃やしていた銭湯が、環境面からCO2削減のため、重油ボイラー設置に切り替える場合に、その設備投資に助成金を出すなどの対策も提案してきました。

 そして、「入船湯」「湊湯」「勝どき湯」「銀座湯」では、マンションやビルの建築により銭湯がなくなりそうになった時に、住民と共産党区議団の運動によって、新しく建つ建物の中に、銭湯を残しました。

 銭湯の魅力を伝えていくことも大事です。自宅にお風呂があっても、たまに銭湯へ足を運び、大きなお風呂で体をのばし、リフレッシュするのを楽しんでいる方もたくさんいます。

 薬湯や露天風呂を設置したり、経営者の方が客を惹きつける努力をしている所もたくさんあります。

 銭湯は、通い慣れた人たちにとって楽しい交流、情報交換の場として、そして健康維持の役割も果たしています。

 これ以上減ることがないように、公衆浴場の維持・発展のため、共産党も積極的に区に提案し、働きかけていきます。

 中央区の銭湯情報はこちら→http://www.268chuou.com/index.html