2011年5月6日金曜日

5/6 台湾より帰国しました


 台北着後、高鉄(台湾の新幹線)で港町・高雄へ直行しました。台北からあっという間の1時間30分。夕食は、海鮮料理。水槽の中でピチピチ元気な甲殻類や、氷上に並んだ食材をって好みでチョイス。値段は秤にかけて目方次第。調理法はおまかせしました。
 白身の魚を蒸して香味ソースをかけたもの、蟹(花咲ガニ?)を蒸したもの、焼き蛤、など。


 翌日は、再び高鉄で台湾の京都・台南へ。寺や廟巡りを楽しみ、フルーツたっぷりカキ氷を賞味。カラスミも買いました。

 3日目に台北へ。高雄、台南は南国らしく汗ばむ気候でしたが、台北は小雨もパラつき肌寒かったです。いた気持ちいい「足つぼマッサージ」で体をほぐしつつ、観光→ショッピング→観光→ショッピング。
台湾名産の凍頂烏龍茶やパイナップル・ケーキを買い、若者が集う繁華街では衣類や靴を購入。

 台湾の人は宵っ張り。商店も夜10時過ぎまで開いているし、深夜まで夜市で食事をしています。つられて街歩きを楽しんでいると、いつも宿に戻るのは日付が変わる頃に...。

 地下鉄やバスの使い勝手もよく、治安も対日感情もいいので、日本の延長気分で緊張感なく旅できてしまいます。道を尋ねると、親切にその場所まで連れて行ってくれることもしばしば。

 前回台湾を旅した時は、鹿港という町で日本語教師をしているおじいさんと出会い、教室に連れて行かれ、生徒さんの前で「さくらさくら」などを歌わされたりしました。たまたま入った靴屋のおばさんが観光に連れて行ってくれたり、薬局のおばあちゃんが食事に招待してくれたり、「台湾の人って、どんだけ日本人好きなの~?」と驚きました。

 でも、過去の複雑な歴史をみると、ただ喜んでもいられないことも分かりました。日本統治終了後の、蒋介石・国民党軍政権があまりに弾圧的だったために、比較した場合、「日本の方がまだましだった」ということがあるようです。

 中国との関係を考えると、国際的立場も微妙な台湾。一旅行者としての私は、中国も台湾も好きなので、これからも平和に旅したいですが。