2010年7月14日水曜日

7/14 選挙結果報告

←投・開票日翌日の7/12に、月島フジマート前で「選挙結果報告」の街頭演説
                  
 今回の参議院選挙で、日本共産党をご支持してくださったみなさんに心から感謝を申し上げます。
                   
 日本共産党は改選4議席を確保できず3議席にとどまりました。
                  
 東京選挙区では、小池あきらさんが、他の候補が消費税増税について口をつぐむなか、大企業減税の穴埋めのための消費税増税反対をうったえ、最後の1議席をめぐって最後まで大接戦を繰り広げましたが、残念ながら及びませんでした。
                                    
 多くのみなさんが奮闘してくださったにもかかわらず、それを議席に結び付けられなかったことは、私たちの力不足であり、お詫びいたします。
                                    
 この選挙結果を重く受け止め、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、前進のために何が必要か、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯に耳を傾け、掘り下げた自己検討を行います。
                                    
 昨年の総選挙で、国民は、自民党政治に代わる新しい政治を模索し、民主党政権が生まれました。しかし、普天間基地の「県内たらい回し」や、後期高齢者医療制度の廃止の先送り、消費税増税10%引き上げの突然の提起など、肝心な問題で民主党は国民を裏切り、国民の期待は失望に変わりました。
                                    
 今度の選挙で、国民は民主党にきびしい審判をくだしました。しかし、自民党政権に戻ることを求めたとはいえません。
                                    
 自民党政治に代わるどういう政治をつくるか、国民は探求の過程にあると思います。私たちは、この国民の探求の道を開くものとなるよう力を尽くします。
                                 
 選挙戦のなかでうったえた、大企業減税の穴埋めのための消費税増税を許さず、暮らし応援の経済政策への転換、米軍・普天間基地の無条件撤去など、公約実現のための、国会内外で広く共同して全力をそそぎます。
                                    
  この10年間で、大企業のもうけは2倍以上になりましたが、働く人の賃金は1割減りました。「大企業を強くすれば、いずれは国民のくらしにまわり、経済が成長する」という自民党流の経済政策は、すでに破綻しています。
                                     
 国民の暮らしを応援し、経済を立て直すため、「財界・大企業いいなり」、「アメリカいいなり」という日本の政治のゆがみを大本からただします。
                                     
 国民が主人公」の新しい日本をめざして、質・量どもに強大な党づくりに新たな決意でとりくみます。これからも引き続き、日本共産党へのご支援をよろしくお願いします。ありがとうございました。