7/13~15まで、佃島で盆踊りがありました。独特の雰囲気を持った盆踊りで、ゆる~いテンポのテンションの低い踊りです。
たまたま立ち寄っただけで、由来などは分からなかったのですが、「平和プラザ~中央区民の戦争展~」で私と同じく実行委員をしている方が、この盆踊りのいわれを教えてくれました。
かつては岸辺に無数の卒塔婆を立てたそうです。
佃島は、隅田川の河口部分にあたります。下町が壊滅するたびに川の流れに無数の遺体が漂いここに漂着しました。
明暦の大火、関東大震災、東京大空襲...。そのたびに幾千幾万の焼死体、水死体であふれたその記憶を携えての盆踊りですからこれはもう特異なものにならざるを得ないようです。
無縁仏へのご焼香も忘れずに。これがこの念仏踊のなかの一番大切なお祈りです。