2010年11月8日月曜日

11/8 公共住宅が足りない!

 今朝は、恒例の月島駅前での街頭宣伝でした。

 「奥村あきこレポート No.9」の内容に合わせて、住宅問題について話しました。

 中央区は、大型開発に偏ったまちづくりが進むなか、人口はどんどん増えていますが、手頃な家賃で住める高齢者住宅や都営住宅など公共住宅の整備が追いついていません。

 共産党区議団は、区民から寄せられた切実な要望をまとめた「2011年度 予算要望書」を区長に提出しました。私も同席し、区長に直接「若い世代も、お年よりも、中央区に住み続けたいと願う全ての人が住み続けられるよう、公共住宅をもっと増やしてほしい」と要請したことを訴えました。

 途中、拍手をしてくれる方もいました。また、別の方は「言っていることは全てごもっともだよ。頑張って」と声をかけて下さいました。反応が返ってくると、演説も楽しいものです。

 憲法25条で、全ての国民に保障されている「健康で文化的な最低限度の暮らし」を営むために、公共住宅必要としている人はたくさんいます。

 中央区の都営住宅の最新応募状況(=今年5月。22戸の募集に対し、2044名の応募、倍率92倍)は、公共住宅の数がいかに足りていないかを示しています。

 税金は、一部の人(企業)だけが恩恵を受ける大型開発に使うのではなく、住民の切実な要求実現のために使うべきだと思います。