昨日、私が所属する「地域活性化対策特別委員会」が開かれ、質問に立ちました。
今年3月末で「金融円滑化法」が打ち切られますが、円滑化は施行された09年から中小零細企業の1割にあたる30万~40万社が利用したとされています。
「景気が一向に回復しないなかでの打ち切りをどう考えるか」「区でどのような影響が出ると考えているか」「なくなったことを受けて商工業融資など力を注ごうと考えている施策はあるか」など質問しましたが、区は深刻な影響が出るとは考えていないということでした。
中央区は、大企業の本社も多い反面、大部分は中小企業によって構成されています。その振興は重要だという認識が甘いのでは、と思いました。
他に、商店街の活性化についても質問。特産品の開発や、新たなイベントの開催、インターネットを使った放送局、ミニコミ紙の発行など、地域の学校と協力しての各地での取り組みを例にあげ、「学生やこども達と、商店街をつなく施策を」提案しました。
また、商店を継ぐ次世代を様々な会合・ミーティングなどに招き入れる必要性もうったえました。「店を継ぐか、たたむか」、商店街の将来像が見えなければ判断できません。商店街の未来を考えるには、商店街の後継者たちを積極的に話し合いの場に参加させることが重要です。区は、若い人の参加の必要性は重々感じているようでしたが、参加を促す具体策はないようでした。