2013年2月14日木曜日

2/14 原発と憲法



↑佃大橋から佃リバーシティーの高層マンション群を望む。右の建物は聖路加タワー。遠くに勝どき橋。

 原発事故で福島県民は故郷を奪われ、仕事を失い、常に放射能の恐怖を感じながら生活せざる負えなくなり、人間が普通に生きていくことが保障されていません。

これは、憲法前文でいう「恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利」、つまり「平和的生存権」を奪われたということになります。

 原発ゼロを求める国民世論が高まるなかで、野田政権は大飯原発を再稼動させ、安倍政権は原発の新建設までも口にしています。

自民党の石破幹事長は「核の潜在的抑止力を維持するために私は原発をやめるべきとは思っていない」と述べています(「SAPIO」201110月)。結局、原発によって核兵器開発の力を保持したいのでしょう。

原発事故とのたたかいは、憲法9条を守るたたかいでもあります。