2015年12月6日日曜日

12/6 KEEP CALM AND NO NUKES

 「2 DAYS for DEMOCRACY」の一環として、昨日、日比谷野外音楽堂で13時45分より、原発ノーを求める「KEEP CALM AND NO NUKES」の集会が行われ、その後銀座をパレードました。

 川内原発に続き、伊方原発、高浜原発などの再稼働につきすすむ安倍政権に、原発再稼働反対、エネルギー政策の転換を求める行動で、首都圏反原発連合(反原連)の主催です。

 集会では、各界からゲストスピーカーとして発言。

 城南信用金庫相談役・吉原毅さんは、城南信用金庫が企業として「原発に頼らない、安心できる社会へ」を掲げていることを紹介。「金融は世のため人のため、健全な未来をつくるためにお金を貸します。採算性なども厳しくチェックします」と話し、「原発はまったく採算に合わない」「まったく世にいいことがない」と批判しました。

 上智大学教授・中野晃一さんは、原発や米軍基地などさまざまな問題で「私たちがたたかっている相手は、まやかしでだまして、力でわれわれを屈服させて、無力感にさいなまれるようにして、われわれが自発的に服従することをねらっています」と指摘。「踏みにじられても蹴散らかされてもまた立ち上がり、私たちの声を国会に運んでくれる政治家たちを応援しましょう。私たちの声を実現する政治をつくりましょう」と呼びかけました。

 慶應義塾大学名誉教諭・小林節さんは電力会社が原発は最もきれいで、安価で安全な電力供給源だと説明していると切り出し、「よくいいますよね。福島の事故で、汚くて金がかかって危ないものだとバレバレじゃないですか。恥知らずです」とスピーチしました。

 日本共産党、民主党、維新の党、社民党、生活の党の野党5党の代表がそれぞれあいさつをしました。日本共産党からは笠井亮・衆議院議員が「力を合わせ、国民の声が届く政治を」と呼びかけ、最後に5人で手をつなぎアピールすると、会場からは「野党は共闘!」コールがわき起こり、「見届けたぞー!」「がんばれー!」の声が響きました。


 ↑「しんぶん赤旗」より転載。