米軍普天間基地問題を最大争点とする沖縄県宜野湾市長選(24日投開票)は、「移設条件なし」の同基地返還と3年以内の爆音停止を掲げる「オール沖縄」代表のシムラ恵一郎候補(63)と、安倍自公政権丸抱えの現職・佐喜真淳候補(51)が「横一線」で並ぶ大激戦となっています。
シムラ候補は、応援に入った翁長雄志知事らとともに、細い路地を駆けめぐって「政府が約束した普天間基地のあと3年以内の運用停止の実現を迫ることが、閉鎖・返還へとつながるいちばんの道だ」と懸命に支持を訴えています。
一方、佐喜真陣営は、辺野古新基地には依然として一言もふれないまま、基地跡地利用の振興策による「アメ」をふりまき、国ぐるみの“買収”作戦を始めています。
沖縄と日本の今後を大きく左右する今年最初の重要選挙は、普天間基地の返還を願う沖縄の民意と新基地推進の安倍政権との、一大政治決戦です。
沖縄にお住いのお知り合いに、ぜひシムラ候補へのご支持を広げてください。選挙で市民の民意を示していきましょう。
↑シムラ候補(左)と翁長知事。