2016年1月25日月曜日

1/25 シムラ氏 大健闘

 沖縄県宜野湾市長選が24日投開票され、現職の佐喜真淳氏(51)=自民党県連、公明党県本部推薦=が2期目の当選を果たしました。「オール沖縄・オール宜野湾」の志村恵一郎氏(63)は大健闘しましたが、わずかに及びませんでした。

  志村恵一郎 63新 21811票当 佐喜真 淳 51現 27668票 (投票率68・72%)

  選挙戦は、世界一危険な米軍普天間基地の閉鎖・返還、辺野古新基地建設が最大の争点になりました。

  志村氏は、普天間基地の「移設条件なしの返還」を掲げて辺野古新基地に反対し、3年以内の爆音停止を公約しました。

 一方、佐喜真氏は、辺野古「移設」の本音は隠し、「普天間基地の固定化阻止」「一日も早い返還」「政府とたたかう」と言って市民をごまかす論戦に終始、前回公約した「県外移設」を投げ捨て、辺野古新基地建設を政府に一任する立場に立ちました。

 このため自公政権は佐喜真氏を全面支援。選挙のタイミングに合わせた普天間基地沿いの道路用地など計7ヘクタールの返還発表やディズニーリゾート誘致への協力なども打ち出し、閣僚や幹部を送り込みました。

 政府はこの選挙結果をもって辺野古「移設」を民意だとすべきではありません。

 日本共産党は、保革を超えた「オール沖縄」に結集されたみなさんと力をあわせて、辺野古「移設」ではなく、一刻も早い閉鎖・返還、爆音軽減、市民の暮らし、福祉を守るため全力を尽くします。  また、6月の県議選、7月の参院議員選挙で「オール沖縄」勝利のために奮闘します。 
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