2013年8月26日月曜日

8/26 オリバー・ストーン監督の発言


 区議団からは加藤議員が参加した原水爆禁止世界大会。原爆投下から68年目に開かれた大会は8月9日、7000人が参加した長崎閉会総会で終わりました。

 核兵器使用の非人道性という原点を問い、2015年の核不拡散条約(NPT)時期再検討会議を当面の節目に、運動を次世代に継承する大会となりました。

 
 閉会総会では、映画監督オリバー・ストーンさんが発言しました。

 「私は保守的な家庭に生まれ、ベトナム戦争にも行った。その後、イラクやアフガニスタンなどでの米国の行動に疑問を持ち、08年にアメリカン大学のカズニック准教授と原爆投下を研究した。
 
 

 米国では、原爆投下について、第2次世界大戦を終結させるのに必要で良いことだったとおしえられているが、これは大きなウソで戦後の全てのウソの基盤、道義的基盤となった。ここから「力が正義だ」という国家がつくられ、今日に至っている。

 国民が自国の歴史を学んでいないという点では、日本も米国と同じではないかと感じた。日本のアジア侵略や日本兵の信じがたい残虐行為について、日本人は学んでいるのだろうか。

 日本はイラク戦争も支持し、米国の『良きパートナー』となったが、日本は独立・主権国家になるため、米国に対して立ち上がるべきだ。

 歴史を学ぶことが、過去の過ちを繰り返さない唯一の道だ。」